Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド

3.3.3.1 ユーザPIN管理ファイルの作成

　証明書、鍵管理環境の作成で設定したユーザPINをユーザPIN管理ファイルに登録します。ここで作成したユーザPIN管理ファイル名は、Interstage HTTP Serverの環境定義ファイルの"SSLUserPINFile"に絶対パスで記述します。

　登録にはユーザPINの登録コマンド（ihsregistupin）を使用します。ihsregistupinコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル（コマンド編）”を参照してください。

　ユーザPIN管理ファイル名 "C:\sslenv\manage\upinfile"
　スロット情報ディレクトリ "C:\sslenv\slot"
　ユーザPIN "userpin"

　"UserPIN"が表示され、問い合わせがあった場合には“証明書、鍵管理環境の作成”で設定したユーザPINを入力してください。

　ihsregistupinコマンドが格納されているディレクトリをC:\Interstage\F3FMihs\bin として記述します。

> "C:\Interstage\F3FMihs\bin\ihsregistupin" -f C:\sslenv\manage\upinfile -d C:\sslenv\slot
UserPIN: ＜− "userpin"を入力（注）
Re-type UserPIN: ＜− "userpin"を再度入力（注）

注）入力したユーザPINは表示されません。

　ユーザPIN管理ファイル名 "/sslenv/manage/upinfile"
　スロット情報ディレクトリ "/sslenv/slot"
　ユーザPIN "userpin"

　"UserPIN"が表示され、問い合わせがあった場合には“証明書、鍵管理環境の作成”で指定したユーザPINを入力してください。

　ihsregistupinコマンドが格納されているディレクトリを/opt/FJSVihs/bin として記述します。

> /opt/FJSVihs/bin/ihsregistupin -f /sslenv/manage/upinfile -d /sslenv/slot
UserPIN: ＜− "userpin"を入力（注）
Re-type UserPIN: ＜− "userpin"を再度入力（注）

注）入力したユーザPINは表示されません。