Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド

2.1.1.1 基本認証

　利用者がユーザID／パスワードを入力するだけの認証なので、利用者が使用するコンピュータが不特定な場合に簡単に認証が行えます。しかし、利便性が良い反面、パスワードが盗まれ、本人に成りすまされるという危険性があります。
　ユーザID／パスワードといった基本認証に必要な利用者の情報は、あらかじめSSOリポジトリに格納されている必要があります。ユーザIDの代わりに、従業員番号など利用者を一意に特定する利用者情報（属性）で認証する運用も可能です。

　以下に、各Webブラウザが基本認証のために表示する画面を示します。

　Microsoft(R) Internet Explorer 6.0の基本認証画面

　Netscape Communicator 4.75の基本認証画面

• ユーザIDに“:”の文字を使用しないでください。利用者の認証に失敗します。