Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
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第7部 ツール編 | > 第51章 Interstage運用API | > 51.2 Interstage運用APIの詳細 | > 51.2.2 情報通知関数 |
本関数は、以下の機能を提供します。
現在登録したワークユニットに関する以下の情報を通知します。
繰り返し呼び出すことでシステムに定義されているワークユニット情報の一覧を取り出すことができます。繰り返し呼び出す場合は制御表の内容を変更する必要はありません。そのまま指定して関数を呼び出してください。
本APIを使用する前に必ずInterstage運用API環境の初期化を行ってください。
注1) Solaris OE版Interstage Enterprise Editionで、ISOP_005以降を指定した場合は、環境初期化時に指定したシステムが対象となります。
注2) 以下の場合は、デフォルトシステムが対象となります。
− Windows(R)版の場合
− pktvl に ISOP_003以下を指定した場合
− Solaris OE版Interstage Standard Editionの場合
− SolarisOE版 Interstage Plus版の場合
− Linux版の場合
指定されたワークユニットについてのオブジェクトに関する以下の情報を通知します。
注)Enterprise Editionでのみ有効です。
繰り返し呼び出すことで対象のワークユニットに定義されているオブジェクト情報の一覧を取り出すことができます。繰り返し呼び出す場合は制御表の内容を変更する必要はありません。そのまま指定して関数を呼び出してください。
本APIを使用する前に必ずInterstage運用API環境の初期化を行ってください。
注1) Solaris OE版Interstage Enterprise Editionで、ISOP_005以降を指定した場合は、環境初期化時に指定したシステムが対象となります。
注2) 以下の場合は、デフォルトシステムが対象となります。
− Windows(R)版の場合
− pktvl に ISOP_003以下を指定した場合
− Solaris OE版Interstage Standard Editionの場合
− Solaris OE版 Interstage Plus版の場合
− Linux版の場合
指定されたワークユニットの状態を通知します。
本APIを使用する前に必ずInterstage運用API環境の初期化を行ってください。
注1) Solaris OE版Interstage Enterprise Editionで、ISOP_005以降を指定した場合は、環境初期化時に指定したシステムが対象となります。
注2) 以下の場合は、デフォルトシステムが対象となります。
− Windows(R)版の場合
− pktvl に ISOP_003以下を指定した場合
− Solaris OE版Interstage Standard Editionの場合
− Solaris OE版 Interstage Plus版の場合
− Linux版の場合
指定されたオブジェクトの状態について、以下の情報を通知します。
注)Enterprise Editionでのみ有効です。
本APIを使用する前に必ずInterstage運用API環境の初期化を行ってください。
注1) Solaris OE版Interstage Enterprise Editionで、ISOP_005以降を指定した場合は、環境初期化時に指定したシステムが対象となります。
注2) 以下の場合は、デフォルトシステムが対象となります。
− Windows(R)版の場合
− pktvl に ISOP_003以下を指定した場合
− Solaris OE版Interstage Standard Editionの場合
− Solaris OE版 Interstage Plus版の場合
− Linux版の場合
現在登録されているサーブレット・コンテナに関する以下の情報を通知します。本APIを使用する前に必ずサーブレットAPI環境の初期化を行ってください。
注1) Solaris OE版Interstage Enterprise Editionの場合は、環境初期化時に指定したシステムが対象となります。
注2) 以下の場合は、デフォルトシステムが対象となります。
− Windows(R)版の場合
− Solaris OE版Interstage Standard Editionの場合
− Solaris OE版 Interstage Plus版の場合
− Linux版の場合
指定されたサーブレット・コンテナに関する以下の情報を通知します。本APIを使用する前に必ずサーブレットAPI環境の初期化を行ってください。
注1) Solaris OE版Interstage Enterprise Editionの場合は、環境初期化時に指定したシステムが対象となります。
2) 以下の場合は、デフォルトシステムが対象となります。
− Windows(R)版の場合
− Solaris OE版Interstage Standard Editionの場合
− Solaris OE版 Interstage Plus版の場合
− Linux版の場合
#include "ISOP.h" void ISOPnotify(char *reqparm)
引数reqparmは、パラメタ構造体を指すポインタです。パラメタ構造体は使用する機能ごとに、指定された形式の構造体を獲得し、設定してください。
パラメタ構造体へのポインタをchar*型にキャストして、引数としてください。
獲得した領域は、あらかじめゼロクリアしてください。
下記のISOP_LSTWU構造体を獲得し、パラメタとして指定してください。
typedef struct _isop_lstwu_t { /* パラメタ設定用制御表定義 */ ISOP_CTRL opctrl; /* 基本情報 */ long checknum; /* 取得済みワークユニット名数 */ char wuname[ISOP_DEFWUNMMAX]; /* ワークユニット名 */ long kind; /* ワークユニット種別 */ long wunum; /* 全ワークユニット数 */ char rsv[64]; /* リザーブ */ } ISOP_LSTWU;
メンバ名 |
型 |
設定値 |
意味 |
---|---|---|---|
opctrl.request |
long |
ISOP_RLSTWU |
要求コード: |
opctrl.pktvl |
unsigned long |
ISOP_006 |
制御表のバージョン情報 |
checknum(注1) |
long |
0 |
取得済みのワークユニット名数 |
注1)
checknumは、最初の呼び出し時または、一覧の再獲得時のみ0を設定してください。それ以外の場合は内容を変更しないでください。
注2)
ワークユニット名一覧獲得中にエラーが発生した場合、継続してワークユニット名を獲得することはできません。最初からワークユニット名一覧を獲得しなおしてください。
メンバ名 |
型 |
復帰値 |
意味 |
---|---|---|---|
opctrl.pktvl |
unsigned long |
ISOP_006 |
復帰した制御表のバージョン情報 |
opctrl.result |
long |
0 |
正常終了(全ワークユニット名取得済) |
1 |
正常終了(未取得のワークユニット名あり) |
||
-1 |
異常終了 |
||
opctrl.detail |
long |
原因コード |
エラーの詳細情報(実行結果詳細値を参照) |
checknum |
long |
取得済みのワークユニット名数 |
取り出したワークユニット名数の累計 |
wuname |
char[] |
ワークユニット名 |
ワークユニット名 |
kind |
long |
ISOP_EJB |
ワークユニット種別:EJB |
wunum |
long |
WU数 |
全ワークユニット数 |
注1)
APIが復帰時に通知する制御表のバージョン情報については、“Interstage運用APIの制御表のバージョン・レベルについて”を参照してください。
注2)
異常終了した場合はopctrl.detailのみ正しい値を設定します。その他の値の内容は不定です。
define値 |
値 |
意味 |
---|---|---|
ISOP_EINVAL |
2001 |
取得済みワークユニット名数に誤りがあります。 |
ISOP_ENOINIT |
2003 |
API環境が初期化されていません。 |
ISOP_EINVAL_REQ |
2101 |
要求コードに誤りがあります。 |
ISOP_EAGAIN |
3001 |
システム資源不足が発生しました。しばらくしてから再度実行してください。 |
ISOP_ENOMEM |
3002 |
メモリ不足が発生しました。 |
ISOP_ESYSERR |
4001 |
システムエラー。 |
ISOP_ESTPIS |
4102 |
Interstageが起動されていません。 |
ISOP_ENOENT |
4106 |
ワークユニット定義が1つも存在しません。 |
|
4107 |
割り込みが発生しました。 |
|
4110 |
操作対象システムが削除されました。(注) |
注)Enterprise Editionで、pktvlがISOP_005以降の場合に有効。
下記のISOP_LSTOBJ構造体を獲得し、パラメタとして指定してください。
typedef struct _isop_lstobj_t{ /* パラメタ設定用制御表定義 */ ISOP_CTRL opctrl; /* 基本情報 */ long checknum; /* 取得済みオブジェクト名数 */ char wuname[ISOP_DEFWUNMMAX]; /* ワークユニット名 */ char objname[ISOP_DEFOBJNMMAX]; /* オブジェクト名 */ long form; /* 使用しません */ unsigned long con; /* プロセス多重度 */ char psysname[ISOP_DEFPSYSNMMAX]; /*使用しません */ long objnum; /* 全オブジェクト数 */ unsigned long maxquenum; /* 最大キューイング数 */ unsigned long alarmquenum; /*監視キューイング数 */ unsigned long restrquenum; /*監視再開キューイング数 */ long apltype; /* EJBアプリケーション種別 */ long instance; /* インスタンス数 */ char rsv[44]; /* リザーブ */ } ISOP_LSTOBJ;
メンバ名 |
型 |
設定値 |
意味 |
---|---|---|---|
opctrl.request |
long |
ISOP_RLSTOBJ |
要求コード: |
opctrl.pktvl |
unsigned long |
ISOP_006 |
制御表のバージョン情報 |
checknum(注1) |
long |
0 |
取得済みのオブジェクト名数の累計 |
wuname |
char[] |
ワークユニット名 |
ワークユニット名 |
注1)
checknumは、最初の呼び出し時または、一覧の再獲得時のみ0を設定してください。それ以外の場合は内容を変更しないでください。
注2)
以下の場合、継続してオブジェクト名を獲得することはできません。オブジェクト名一覧を最初から獲得しなおしてください。
・オブジェクト名一覧獲得中に別のワークユニットのオブジェクト名を獲得した場合。
・オブジェクト名一覧獲得中にエラーが発生した場合。
メンバ名 |
型 |
復帰値 |
意味 |
---|---|---|---|
opctrl.pktvl |
unsigned long |
ISOP_006 |
復帰した制御表のバージョン情報 |
opctrl.result |
long |
0 |
正常終了(全オブジェクト名を取得済み) |
1 |
正常終了(未取得のオブジェクト名あり) |
||
-1 |
異常終了 |
||
opctrl.detail |
long |
原因コード |
エラーの詳細情報(実行結果詳細値を参照) |
checknum |
long |
取得済みのオブジェクト名数 |
取り出したオブジェクト名数の累計 |
objname |
char[] |
オブジェクト名 |
オブジェクト名 |
con |
unsigned long |
プロセス多重度 |
プロセス多重度 |
objnum |
long |
OBJ数 |
全OBJ数 |
maxquenum |
unsigned long |
最大キューイング数 |
キューイングできる要求の最大数 |
alarmquenum(注5) |
unsigned long |
監視キューイング数 |
アラーム通知用の滞留キュー数監視値 |
restrquenum(注5) |
unsigned long |
監視再開キューイング数 |
キュー数が正常となったとみなすキュー数 |
apltype(注3) |
long |
ISOP_STATELESS |
EJBアプリケーション形態:STATELESS Session |
ISOP_STATEFUL |
EJBアプリケーション形態:STATEFUL Session |
||
ISOP_BMP |
EJBアプリケーション形態:Bean managed persistence Entity |
||
ISOP_CMP |
EJBアプリケーション形態:Container managed persistence Entity |
||
ISOP_MESSAGE |
EJBアプリケーション形態:Message-driven Bean |
||
ISOP_CONTAINER |
EJBアプリケーション形態:EJB コンテナ |
||
instance(注3) (注4) |
long |
インスタンス数 |
インスタンス数(定義値) |
注1)
APIが復帰時に通知する制御表のバージョン情報については、“Interstage運用APIの制御表のバージョン・レベルについて”を参照してください。
注2)
異常終了した場合はopctrl.detailのみ正しい値を設定します。その他の値の内容は不定です。
注3)
以下の条件の時、EJBアプリケーション形態およびインスタンス数に、0を設定します。
・EJB未インストール時
・java_config.txtの記述に誤りがある時
・EJBのアプリケーションの格納フォルダが作成されていない時
注4)
EJBアプリケーション形態がEJBコンテナの場合、インスタンス数は通知されません。
注5)
Enterprise Editionの場合のみ有効です。
define値 |
値 |
意味 |
---|---|---|
ISOP_EINVAL |
2001 |
取得済みオブジェクト名数に誤りがあります。 |
ISOP_ENOINIT |
2003 |
API環境が初期化されていません。 |
ISOP_EINVAL_REQ |
2101 |
要求コードに誤りがあります。 |
ISOP_EAGAIN |
3001 |
システム資源不足が発生しました。しばらくしてから再度実行してください。 |
ISOP_ENOMEM |
3002 |
メモリ不足が発生しました。 |
ISOP_ESYSERR |
4001 |
システムエラー。 |
ISOP_ESTPIS |
4102 |
Interstageが起動されていません。 |
ISOP_ENOWU |
4103 |
指定されたワークユニットは存在しません。または、ワークユニットの形式に誤りがあります。 |
|
4107 |
割り込みが発生しました 。 |
|
4110 |
操作対象システムが削除されました。(注) |
注)Enterprise Editionで、pktvlがISOP_005以降の場合に有効。
下記のISOP_INFWU構造体を獲得し、パラメタとして指定してください。
typedef struct _isop_infwu_t { /* パラメタ設定用制御表定義 */ ISOP_CTRL opctrl; /* 基本情報 */ char wuname[ISOP_DEFWUNMMAX]; /* ワークユニット名 */ long stat; /* ワークユニット情報 */ char rsv[64]; /* リザーブ */ } ISOP_INFWU;
メンバ名 |
型 |
設定値 |
意味 |
---|---|---|---|
opctrl.request |
long |
ISOP_RINFWU |
要求コード: |
opctrl.pktvl |
unsigned long |
ISOP_006 |
制御表のバージョン情報 |
wuname |
char* |
ワークユニット名 |
ワークユニット名 |
メンバ名 |
型 |
復帰値 |
意味 |
---|---|---|---|
opctrl.pktvl |
unsigned long |
ISOP_006 |
復帰した制御表のバージョン情報 |
opctrl.result |
long |
0 |
正常終了 |
-1 |
異常終了 |
||
opctrl.detail |
long |
原因コード |
エラーの詳細情報(実行結果詳細値を参照) |
stat |
long |
ISOP_DWUSTRPRC |
起動途上状態 |
ISOP_DWUEXECUTE |
起動済み状態 |
||
ISOP_DWUSTPPRC |
停止途上状態 |
||
ISOP_DWUSTOP |
停止済み状態 |
||
ISOP_DWUSTOP_ABEND |
停止済み状態 |
||
ISOP_DWUSTOP_COM |
停止済み状態 |
注1)
APIが復帰時に通知する制御表のバージョン情報については、“Interstage運用APIの制御表のバージョン・レベルについて”を参照してください。
注2)
異常終了した場合はopctrl.detailのみ正しい値を設定します。その他の値の内容は不定です。
define値 |
値 |
意味 |
---|---|---|
ISOP_ENOINIT |
2003 |
API環境が初期化されていません。 |
ISOP_EINVAL_REQ |
2101 |
要求コードに誤りがあります。 |
ISOP_EAGAIN |
3001 |
システム資源不足が発生しました。しばらくしてから再度実行してください。 |
ISOP_ENOMEM |
3002 |
メモリ不足が発生しました。 |
ISOP_ESYSERR |
4001 |
システムエラー。 |
ISOP_ESTPIS |
4102 |
Interstageが起動されていません。 |
ISOP_ENOWU |
4103 |
指定されたワークユニットは存在しません。または、ワークユニットの形式に誤りがあります。 |
|
4107 |
割り込みが発生しました。 |
|
4110 |
操作対象システムが削除されました。(注) |
注)Enterprise Editionで、pktvlがISOP_005以降の場合に有効。
下記のISOP_INFOBJ構造体を獲得し、パラメタとして指定してください。
typedef struct _isop_infobj_t { /* パラメタ設定用制御表定義 */ ISOP_CTRL opctrl; /* 基本情報 */ char objname[ISOP_DEFOBJNMMAX]; /* オブジェクト名 */ long objstat; /* オブジェクト状態 */ long psysstat; /* 使用しません */ long que; /* キュー数 */ long quecnt; /* 累積処理件数 */ unsigned long dyncon; /* 運用中プロセス多重度 */ long apltype; /* EJBアプリケーション種別 */ long instance; /* インスタンス数 */ long alarmquestat; /*キューの監視状態*/ long threads; /*使用しません*/ char rsv[44]; /* リザーブ */ } ISOP_INFOBJ;
メンバ名 |
型 |
設定値 |
意味 |
---|---|---|---|
opctrl.request |
long |
ISOP_RINFOBJ |
要求コード: |
opctrl.pktvl |
unsigned long |
ISOP_006 |
制御表のバージョン情報 |
objname |
char[] |
オブジェクト名 |
オブジェクト名 |
メンバ名 |
型 |
復帰値 |
意味 |
---|---|---|---|
opctrl.pktvl |
unsigned long |
ISOP_006 |
復帰した制御表のバージョン情報 |
opctrl.result |
long |
0 |
正常終了 |
-1 |
異常終了 |
||
opctrl.detail |
long |
原因コード |
エラーの詳細情報(実行結果詳細値を参照) |
objstat(注3) |
long |
ISOP_DQUEACTIVE |
運用中の状態 |
ISOP_DQUEINHBIT |
閉塞中の状態 |
||
ISOP_DQUESTOP |
停止中の状態 |
||
que |
long |
キュー数 |
オブジェクトのキュー数 |
quecnt (注4) |
long |
累積処理件数 |
ワークユニット起動時からオブジェクトが受信した要求の数 |
dyncon (注4) |
unsigned long |
動的プロセス多重度 |
運用中のオブジェクトのプロセス多重度 |
apltype (注4) |
long |
ISOP_STATELESS |
EJBアプリケーション形態:STATELESS Session |
ISOP_STATEFUL |
EJBアプリケーション形態:STATEFUL Session |
||
ISOP_BMP |
EJBアプリケーション形態:Bean managed persistence Entity |
||
ISOP_CMP |
EJBアプリケーション形態:Container managed persistence Entity |
||
ISOP_MESSAGE |
EJBアプリケーション形態:Message-driven Bean |
||
ISOP_CONTAINER |
EJBアプリケーション形態:EJB コンテナ |
||
instance (注4)(注9) |
long |
インスタンス数 |
インスタンス数(定義値) |
alarmquestatus |
long |
ISOP_AQUENORMAL |
監視キューイング数正常状態 |
ISOP_AQUEALMOVER |
監視キューイング数監視値に達した状態 |
||
ISOP_AQUEMAXOVER |
監視キューイング数最大値に達した状態 |
注1)
APIが復帰時に通知する制御表のバージョン情報については、“Interstage運用APIの制御表のバージョン・レベルについて”を参照してください。
注2)
異常終了した場合はopctrl.detailのみ正しい値を設定します。その他の値の内容は不定です。
注3)
オブジェクトが定義されているワークユニットが起動処理中、停止処理中の場合、オブジェクトの状態には「ISOP_DQUEINHBIT」が通知されます。
注4)
オブジェクトが定義されているワークユニットが起動処理中、停止処理中、活性変更中の場合、キュー数、累積処理件数、動的プロセス多重度、EJBアプリケーション形態、インスタンス数は通知されません。
注5)
ワークユニット定義の監視キューイング数が省略された場合、キュー状態監視は行わないため、監視キュー状態には「ISOP_AQUENORMAL」が通知されます。
注6)
ワークユニット停止中の場合の監視キュー状態は0が通知されます。
注7)
EJBアプリケーション形態がMessage-driven Beanの場合、キュー数には常に0が通知されます。
注8)
EJBアプリケーション形態がMessage-driven Beanの場合、監視キュー状態には、常に「ISOP_AQUENORMAL」が通知されます。
注9)
EJBアプリケーション形態がEJBコンテナの場合、インスタンス数は通知されません。
注10)
Enterprise Editionの場合のみ有効です。
define値 |
値 |
意味 |
---|---|---|
ISOP_ENOINIT |
2003 |
API環境が初期化されていません。 |
ISOP_EAGAIN_REQ |
2101 |
要求コードに誤りがあります。 |
ISOP_EAGAIN |
3001 |
システム資源不足が発生しました。しばらくしてから再度実行してください。 |
ISOP_ENOMEM |
3002 |
メモリ不足が発生しました。 |
ISOP_ESYSERR |
4001 |
システムエラー。 |
ISOP_ESTPIS |
4102 |
Interstageが起動されていません。 |
ISOP_ENOOBJ |
4105 |
指定されたオブジェクトは存在しません。または、オブジェクトの形式に誤りがあります。 |
|
4107 |
割り込みが発生しました。 |
|
4110 |
操作対象システムが削除されました。(注) |
注)Enterprise Editionで、pktvlがISOP_005以降の場合に有効。
下記のISOP_LSTJSC構造体を獲得し、パラメタに指定してください。
typedef struct _isop_lstjsc_t { /* パラメタ設定用制御表定義 */ ISOP_CTRL opctrl; /* 基本情報 */ long checknum; /* 取得済み全サーブレット・コンテナ名数 */ long totalnum; /* 全サーブレット・コンテナ名数 */ char name[36]; /* サーブレット・コンテナ名 */ char rsv[256]; /* リザーブ */ } ISOP_LSTJSC;
メンバ名 |
型 |
設定値 |
意味 |
---|---|---|---|
opctrl.request |
long |
ISOP_RLSTJSC |
サーブレット・コンテナ名通知 |
opctrl.pktvl |
unsigned long |
ISOP_006 |
制御表のバージョン情報 |
checknum (注1) |
long |
取得済みサーブレット・コンテナ名数 |
取得済みのサーブレット・コンテナ名数 |
注1)
checknumは、最初の呼び出し時または、一覧の再獲得時のみ0を設定してください。それ以外の場合は内容を変更しないでください。
メンバ名 |
型 |
復帰値 |
意味 |
---|---|---|---|
opctrl.pktvl |
unsigned long |
ISOP_006 |
復帰した制御表のバージョン情報 |
opctrl.result |
long |
0 |
正常終了(全サーブレット・コンテナ名取得済み) |
1 |
正常終了(未取得のサーブレット・コンテナ名あり) |
||
-1 |
異常終了 |
||
opctrl.detail |
long |
原因コード |
エラーの詳細情報(実行結果詳細値を参照) |
checknum |
long |
取得済みのサーブレット・コンテナ名数 |
取得済みのサーブレット・コンテナ名数 |
totalnum |
long |
サーブレット・コンテナ数 |
全サーブレット・コンテナ数 |
name |
char * |
サーブレット・コンテナ名 |
サーブレット・コンテナ名 |
define値 |
値 |
意味 |
ISOP_EINVAL |
2001 |
取得済みサーブレット・コンテナ名数に誤りがあります |
ISOP_ENOINIT |
2003 |
API環境が初期化されていません |
ISOP_EINVAL_REQ |
2101 |
要求コードに誤りがあります |
ISOP_EAGAIN |
3001 |
システム資源不足が発生しました しばらくしてから再度実行してください |
ISOP_ENOMEM |
3002 |
メモリ不足が発生しました |
ISOP_ESYSERR |
4001 |
システムエラー |
ISOP_ESTPIS |
4102 |
Interstageが起動されていません |
ISOP_ENOENT |
4106 |
サーブレット・コンテナが一つも存在しません |
|
4110 |
操作対象システムが削除されました(注) |
ISOP_ESTPJS |
4116 |
操作対象システムのServletサービスが起動されていません |
注)Enterprise Editionの場合に有効。
下記のISOP_INFJSC構造体を獲得し、パラメタに指定してください。
typedef struct _isop_infjsc_t { /* パラメタ設定用制御表定義 */ ISOP_CTRL opctrl; /* 基本情報 */ char name[36]; /* サーブレット・コンテナ名 */ long stat; /* サーブレット・コンテナの状態 */ char rsv[256]; /* リザーブ */ } ISOP_INFJSC;
メンバ名 |
型 |
設定値 |
意味 |
---|---|---|---|
opctrl.request |
long |
ISOP_RINFJSC |
サーブレット・コンテナ情報通知 |
opctrl.pktvl |
unsigned long |
ISOP_006 |
制御表のバージョン情報 |
name |
char* |
サーブレット・コンテナ名 |
サーブレット・コンテナ名 (最大32バイト) |
メンバ名 |
型 |
復帰値 |
意味 |
opctrl.pktvl |
unsigned long |
ISOP_006 |
復帰した制御表のバージョン情報 |
opctrl.result |
long |
0 |
正常終了 |
-1 |
異常終了 |
||
opctrl.detail |
long |
原因コード |
エラーの詳細情報(実行結果詳細値を参照) |
stat |
long |
ISOP_DJSCEXECUTE |
起動 |
ISOP_DJSCSTOP |
停止中 |
||
ISOP_DJSCSTPPRC |
停止処理中 |
define値 |
値 |
意味 |
ISOP_ENOINIT |
2003 |
API環境が初期化されていません |
ISOP_EINVAL_REQ |
2101 |
要求コードに誤りがあります |
ISOP_EAGAIN |
3001 |
システム資源不足が発生しました |
ISOP_ENOMEM |
3002 |
メモリ不足が発生しました |
ISOP_ESYSERR |
4001 |
システムエラー |
ISOP_ESTPIS |
4102 |
Interstageが起動されていません |
|
4110 |
操作対象システムが削除されました(注) |
ISOP_EJSNOCONT |
4115 |
指定されたサーブレット・コンテナは存在しません。 |
ISOP_ESTPJS |
4116 |
操作対象システムのServletサービスが起動されていません |
注)Enterprise Editionの場合に有効。
本関数を使用するには、isstartコマンドを使用し、Interstageの起動を行う必要があります。各コンポーネントから提供されている起動コマンドは使用しないでください。
Enterprise Editionのみ
なお、クラスタ構成で運用する場合には、isstartコマンドを使用する必要はありません。
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