Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
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第6部 connector編 | > 第42章 Interstage connectorの概要 | > 42.1 connectorとは |
connector(J2EE Connector Architecture)は、J2EEアプリケーションからエンタープライズ情報システム(EIS)に標準のインタフェースでアクセスできる、米国Sun Microsystems,Inc.によって提唱された規約です。
connectorは、米国Sun Microsystems,Inc.のJ2EE(Java2 Platform, Enterprise Edition)規約の一部です。
既存のエンタープライズ情報システム(EIS)には、リソースを管理する仕組みとして多種多様なシステムが存在します。
しかし、それらのシステムは独自のインターフェスを持っているため、アプリケーションサーバと連携するにはアプリケーションサーバ固有の接続ドライバを提供する必要がありました。
また、アプリケーションサーバ側も、各EISへ接続するためにそれぞれ独自の実装を用意しなければなりませんでした。
そこで、EIS共通のインタフェースを定めた connectorをサポートすることでこの問題を解決します。
また、ユーザアプリケーションは、アプリケーションサーバが提供するトランザクション管理、接続管理、セキュリティ機能を利用できるようになります。
さらに、他社製品のアプリケーションサーバで動作していたアプリケーションを、そのまま異なるアプリケーションサーバ上に持ってきても動作させることが可能となります。
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