Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第5部 JMS編> 第40章 Interstage JMSの運用> 40.1 イベントチャネル運用マシンの運用> 40.1.1 運用開始

40.1.1.5 イベントチャネル動作状況の参照

 esmonitorコマンドを使用して、JMSアプリケーションがメッセージの送受信に使用するイベントチャネルの動作状況を参照することができます。

 表示するイベントチャネルの情報を以下に示します。

 

表示項目

内容

(1)

group

イベントチャネルが含まれるグループ名です。
 動的生成:EventFactory(テンポラリトピックまたはテンポラリキュー)
 静的生成:利用者が作成したイベントチャネル名

(2)

unit

ユニット名

(3)

ChannelName

表示対象となるイベントチャネル名です。ただし、テンポラリトピックまたはテンポラリキュー(動的生成チャネル)の場合は識別IDです。

(4)

Status

イベントチャネルの状態を表示します。
 active:動作中
 inactive:未起動または閉塞中

(5)

Model

イベントチャネルのモデル/メッセージングモデルです。
 mixed:Mixedモデル(Publish/Subscribeモデル)
 PTP:Mixedモデル(Point-To-Pointモデル)

(6)

QueueCount

イベントチャネルに蓄積しているメッセージの現数です。

(7)

Maximum

イベントチャネルに蓄積できるメッセージの最大数です。
0の場合、イベントチャネルに蓄積できるメッセージ数は、essetcnfコマンドの-edmaxで指定した値に依存します。

(8)

SupplierCount

イベントチャネルに接続されているパブリッシャ数またはセンダ数です。

(9)

ConsumerCount

イベントチャネルに接続されているサブスクライバ数またはレシーバ数です。

(10)

Mode

イベントサービスのイベントチャネルか、ノーティフィケーションサービスのイベントチャネルかを表示します。
 イベントサービスの場合
  何も表示されません。
 ノーティフィケーションサービスの場合
  [NOTIFY]

(11)

PID

イベントチャネルが動作しているプロセスのIDです。

(12)

LifeTime

無効です。メッセージの生存時間はpublishメソッドまたはsendメソッドによって設定された値が有効となります。

(13)

LastAccess

サブスクライバ、パブリッシャ、レシーバ、またはセンダのイベントチャネル上のメッセージへの最終アクセス時刻です。

 表示するユニットの情報を以下に示します。

 

表示項目

内容

(1)

Mode

不揮発化運用時のユニット種別です。
 STD:標準ユニット
 EXT:拡張ユニット

(2)

UnitID

ユニット名

(3)

Status

不揮発化運用時のユニットの状態を表示します。
 active:運用中
 inactive:停止中

(4)

Use Rate

不揮発ファイルの使用率を表示します。
 sys:ユニット定義ファイルで指定したsyssizeに対する使用率
 user:ユニット定義ファイルで指定したusersizeに対する使用率

(5)

Region Count

不揮発化運用時のデータ格納用領域の数を表示します。
 sys:ユニット内に作成されたシステム用データ格納領域の数
 user:ユニット内に作成されたユーザ用データ格納領域の数


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