| Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
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| 第3部 EJB編 | > 第27章 Message-driven Bean編 |
Enterprise Beanクラスは、ユーザがインタフェースで定義した ejbCreateメソッドおよびビジネスメソッドを実装します。
Apworksを使用して開発を行った場合、ApdesignerまたはコンポーネントデザイナによりEnterprise Beanクラスのひな形が自動生成されます。
以下に、Enterprise Beanクラスの記述の形式を示します。
public class Enterprise Bean名
implements javax.ejb.MessageDrivenBean, javax.jms.MessageListener {
・・・
public void ejbCreate() {
・・・
}
public void ejbRemove() {
・・・
}
・・・
public void onMessage(javax.jms.Message msg) {
・・・
}
}
Enterprise Beanクラスは以下の規約を満たしていなければなりません。
ejbCreate、onMessage、ejbRemoveには、以下の規約があります。
ejbCreateは以下の規約を満たしていなければなりません。
onMessageは以下の規約を満たしていなければなりません。
ejbRemoveは以下の規約を満たしていなければなりません。
ejbCreate、onMessage、ejbRemove以外に、Enterprise Beanクラスには、コンテナが処理の各フェーズで呼び出す以下のメソッドがあります。このクラスにはユーザが任意の処理を指定できます。このメソッドは省略できません。
以下に使用できるメソッドを示します。
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メソッド名 |
内容 |
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setMessageDrivenContext |
コンテナによって保守されているコンテキストへのアクセスを与えます。 |
MessageDrivenContextは、コンテナによって保守されているコンテキストへのアクセスを与えます。このインタフェースは、setSessionContextのパラメタとして指定することにより取得できます。それにより SessionContextより拡張される EJBContextインタフェースのメソッドを使用できます。
以下に使用できるメソッドの一覧を示します。
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メソッド名 |
内容 |
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setRollbackOnly() |
カレントトランザクションを“rollback”にマークします。 |
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getRollbackOnly() |
そのトランザクションが“rollback only”でマークされているか判定します。 |
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getUserTransaction() |
トランザクション区別インタフェースを取得します。 |
27.2.1 記述例
27.2.2 Enterprise Beanクラスのメソッドが実行可能な操作
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