Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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26.6 BMPのEnterprise Beanクラスを作成する
BMPのEnterprise Beanクラスには、ユーザの開発するビジネスメソッドだけでなく、オブジェクトの永続化処理を実現するためのメソッドにデータベースアクセス処理を記述してください。
Apworksを使用して開発を行った場合、ApdesignerまたはコンポーネントデザイナによりEnterprise Beanクラスのひな形が自動生成されます。
■ BMPの処理イメージ

- 呼出し元Beanは、口座NOを指定してfinderメソッドを呼び出します。
コンテナは、Entity Beanのfinder処理を呼び出し、Entityオブジェクトを検索します。
- 呼出し元Beanは、支払金額に10万を設定し、ビジネスメソッド(Cal_bal)を呼び出します。
コンテナは、Entity Beanのビジネスメソッドを呼び出す前にEntity BeanのLoad処理を呼び出します。
Load処理では、データベースの検索を実施し、検索結果をEntityオブジェクトとして保持します。
- コンテナは、ビジネスメソッドを呼び出します。
- ビジネスメソッドは、Amount(残高)を更新します。
- 呼出し元Beanは、commitメソッドを呼び出します。
コンテナは、Entity BeanのStore処理を呼び出し、Store処理ではデータベースの更新を実施します。
26.6.1 BMPのEnterprise Beanクラスの概要
26.6.2 永続化フィールドの記述
26.6.3 setEntityContextメソッドおよびunsetEntityContextメソッドの記述
26.6.4 ejbCreateメソッドおよびejbPostCreateメソッドの記述
26.6.5 ejbFindByPrimaryKeyメソッドの記述
26.6.6 ejbFind<METHOD>メソッドの記述
26.6.7 ejbRemoveメソッドの記述
26.6.8 ejbLoadメソッドおよびejbStoreメソッドの記述
26.6.9 ejbActivateメソッドおよびejbPassivateメソッドの記述
26.6.10 ビジネスメソッドの記述
26.6.11 例外処理
26.6.12 使用できるメソッド
26.6.13 Enterprise Beanクラスのメソッドが実行可能な操作
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