Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
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第2部 Servlet/JSP編 | > 第12章 Servletサービスの運用 | > 12.3 トレース情報 |
JSPは、実行時にサーブレットに変換したものがトレース機能の対象となります。
変換したサーブレットのクラス名、ソースファイルの格納ディレクトリとファイル名およびクラス名、ソースファイル中の内部クラスについて説明します。
JSPをサーブレットに変換したJavaのソースファイルを格納するディレクトリは、サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのContextManagerタグのworkDir属性に指定したディレクトリ配下に生成されます。ディレクトリ名は、以下の形式で生成されます。
localhost\<サーブレット・コンテナのポート番号>\<コンテキストパス名> |
コンテキストパス名: Contextタグのpath属性に指定した値
[例]
以下の条件の場合、
JSPをサーブレットに変換したJavaのソースファイルを格納するディレクトリは、以下のようになります。
C:\INTERSTAGE\F3FMjs2\work\sample\localhost\8009\sample |
JSPをサーブレットに変換したJavaのソースファイルおよびクラスファイルは、JSPをサーブレットに変換したJavaのソースファイルを格納するディレクトリ内に、以下の形式で生成されます。
[ソースファイル名]
拡張子を除いたJSPファイル名 + "$" + jsp + ".java"
[クラスファイル名]
拡張子を除いたJSPファイル名 + "$" + jsp + ".class"
[例]
WebアプリケーションのルートディレクトリからのJSPファイルのパスが"/jsp/HelloJSP.jsp"のとき
ソースファイル名: jsp\HelloJSP$jsp.java
クラスファイル名: jsp\HelloJSP$jsp.class
Javaソースファイル中で使用されている、JServletの内部クラスについて説明します。
ソースファイル中で使われる、JspRuntimeLibraryクラスのメソッドについて説明します。
その他のJavaのクラスやメソッドについては、Servlet APIのドキュメントなどを参照してください。
JspRuntimeLibraryクラスの下記のメソッド呼び出し時には、Java(TM) Servlet APIのメソッドが内部で呼び出され、その情報がトレース情報として出力される場合があります。
対応を以下に示します。
JspRuntimeLibraryクラスのメソッド名 |
ServletAPIのクラス |
ServletAPIのメソッド |
---|---|---|
introspect( |
ServletRequest |
getParameterNames() |
getParameter( |
||
introspecthelper( |
ServletRequest |
getParameterValues( |
include( |
JspWriter |
flush() |
ServletRequest |
getAttribute(String) |
|
getServletPath() |
||
getRequestDispathcer( |
||
RequestDispathcher |
include( |
|
include(HttpServletRequest request, |
ServletRequest |
getAttribute(String) |
getServletPath() |
||
getRequestDispathcer( |
||
RequestDispathcher |
include( |
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