Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第2部 Servlet/JSP編> 第11章 Servletサービスの環境定義ファイル> 11.6 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)> 11.6.3 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)のタグの詳細

11.6.3.4 フィルタクラス

 フィルタ機能を利用するには、“フィルタクラスの定義”と“フィルタクラスを適用する対象の定義”をします。ここでは、フィルタクラスの定義について説明します。
 フィルタクラスは、filterタグで定義します。

■記述形式

-------------------------------------------------------------------------------
    <filter>
      <filter-name>
        name
      </filter-name>
      <filter-class>
        class
      </filter-class>
      <init-param>
        <param-name>
          name
        </param-name>
        <param-value>
          value
        </param-value>
      </init-param>
    </filter>
-------------------------------------------------------------------------------

■タグの内容

タグ名

説明

タグの
省略

複数の
指定

filter-name

フィルタクラスの別名です。
この名前を使用してfilter-mappingで定義したサーブレット名やURIパターンとマッチングされます。
名前を省略した場合はエラーにはなりませんが、本filterタグの定義は無効となります。
複数定義した場合は、最後に指定したタグが有効となります。

×

×

filter-class

マッピングするフィルタクラスの完全なクラス名を指定します。
複数定義した場合は、最後に指定したタグが有効となります。

×

×

init-param

初期化パラメータとして名前と値のペアをセットします。
パラメータが複数ある場合、パラメータごとに別々の<init-param>タグを使用します。

param-name

フィルタクラスの初期化パラメータの名前をセットします。
<init-param>タグを使用する場合、必須です。

×

×

param-value

フィルタクラスの初期化パラメータの値をセットします。
<init-param>タグを使用する場合、必須です。

×

×

■記述例

 “フィルタクラスを適用する対象”の記述例を参照してください。


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