Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第2部 Servlet/JSP編> 第11章 Servletサービスの環境定義ファイル> 11.3 サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイル(WWWサーバがInterstage HTTP Serverの場合)> 11.3.2 サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルの定義項目

11.3.2.2 ApJServMount

■記述形式

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  ApJServMount [Webアプリケーション識別子] ajpv12://localhost/
  ApJServMount [Webアプリケーション識別子] ajpv12://localhost[:サーブレット・コンテナ
                のポート番号]/
  ApJServMount [Webアプリケーション識別子] ajpv12://[サーブレット・コンテナの
                IPアドレス]/
  ApJServMount [Webアプリケーション識別子] ajpv12://[サーブレット・コンテナの
                IPアドレス][:サーブレット・コンテナのポート番号]/
  ApJServMount [Webアプリケーション識別子] balance://[バランサ識別子]/
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■説明

 Webアプリケーション識別子と、そのWebアプリケーションの処理を行うサーブレット・コンテナのIPアドレスとポート番号の組み合わせを記述します。必須項目です。
 サーブレット・コンテナのポート番号を省略した場合は、ApJServDefaultPort定義項目のポート番号を記述したものとみなします。

 Webアプリケーション識別子、IPアドレス、ポート番号の組み合わせは、サーブレット・コンテナ環境定義ファイル中のContextタグのpath属性に記述するWebアプリケーション識別子とParameterタグのvalue属性に記述するIPアドレス、ポート番号と同じにしてください。
 サーブレット・コンテナ定義ファイルの詳細については、"サーブレット・コンテナ環境定義ファイル"を参照してください。

 Webアプリケーション識別子は、先頭に'/'を付加して記述します。
 64文字以内で記述してください。
 以下の文字がWebアプリケーション識別子として使用できます。

 IPアドレスには、"localhost"またはサーバ内のIPアドレスを記述します。
 IPアドレスは省略できません。通常は、IPアドレスに"localhost"を記述します。
 サーブレット・ゲートウェイとサーブレット・コンテナを別のサーバマシン上に配備して運用する場合には、“localhost”や“127.0.0.1”は指定できません。

 サーブレット・コンテナの起動をIPアドレスで区別する場合には、サーブレット・コンテナのIPアドレスを記述します。
 IPアドレスは、xxx.xxx.xxx.xxx(xxxは10進数の数値)の形式で記述してください。

 1つのWebアプリケーションを複数のサーブレット・コンテナで運用する場合は、サーブレット・コンテナのIPアドレスとポート番号の代わりにバランサ識別子を記述して、ApJServBalance,ApJServHost定義項目と組み合わせて記述します。
 定義の詳細については、“1つのWebアプリケーションを複数のサーブレット・コンテナで対応する"を参照してください。


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