Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第2部 Servlet/JSP編> 第11章 Servletサービスの環境定義ファイル> 11.2 JServlet環境定義ファイル> 11.2.2 JServlet環境定義ファイルの定義項目

11.2.2.17 [containername].ipaddress

■記述形式

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  [containername].ipaddress = [サーブレット・コンテナのIPアドレス]
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■説明

 サーブレット・コンテナのIPアドレスを記述します。省略値は“localhost”です。
 TCP/IPの設定になりますので[containername].portと対で指定します。
 サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのParameterタグで指定する“ipaddress”と同じ値を記述してください。

 値には“localhost”またはサーバ内のIPアドレスを指定します。
 IPアドレスは記述形式xxx.xxx.xxx.xxx(xxxは10進数の数値)で指定します。

 なお、サーブレット・ゲートウェイまたはセションレジストリサーバ(Solaris OEシステムの場合だけ)とサーブレット・コンテナを別のサーバマシン上に配備して運用する場合には、“localhost”や“127.0.0.1”は指定できません。

 ここで指定したIPアドレスはサーブレット・コンテナを停止するために使用されます。
 IPアドレスを誤った場合、Servletサービスの停止(jssvstopコマンド)またはサーブレット・コンテナの停止(jscontstopコマンド)で、サーブレット・コンテナは強制停止されます。
 Servletサービスのログにメッセージ(メッセージID:2232,2211)が出力されます。

 運用に入る前にjschkenvコマンドで環境定義の整合性チェック実施することをお勧めします。


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