Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
|
目次
索引

|
4.5.7 環境プロパティの参照
J2EEアプリケーションから任意に使用することができる、環境プロパティの参照は、以下の手順で行います。
- InitialContextクラスオブジェクトを作成します。
- lookup()メソッドを使用して、deployment descriptorファイル、またはWebアプリケーション環境定義ファイルで指定した型のオブジェクトを獲得します。
lookup()メソッドの引数には、"java:comp/env/" に環境プロパティ名を付加した名前を指定します。
なお、環境プロパティ名は、deployment descriptorファイル、またはWebアプリケーション環境定義ファイルで指定した名前と同じ名前を指定します。
環境プロパティ名が“SValue”の環境プロパティを参照する設定例を以下に示します。
【設定例】
//環境プロパティのlookup処理
java.lang.Short val = null;
try {
InitialContext nctx = new InitialContext();
val = (java.lang.Short) nctx.lookup("java:comp/env/SValue");
} catch(NamingException ex) { } |
All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2006