Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第1部 J2EE共通編> 第3章 J2EEアプリケーションの運用> 3.9 J2EEアプリケーションが運用される環境

3.9.1 IJServerを使用する環境

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 J2EEアプリケーションは、Java言語で記述されたアプリケーションであり、アプリケーション自体もアプリケーションのクライアントもJava Virtual Machine(JavaVM)上で動作します。
 クライアントは、アプレットとしてWWWブラウザ内で動作する場合もありますし、独立したプログラムとなっている場合もあります。また、クライアントプログラムが存在せず、WWWブラウザから直接サーブレットを利用するケースもあります。

 サーブレットやEJB自体はコンテナという機構によって運用されています。このコンテナはサーブレットやEJBに対して、例えば、必要なスレッドを割り当てるなどの運用管理を行います。
 この運用管理のために、コンテナに対しては様々な情報を設定することができます。
 IJServerはこの情報設定を簡単にするために導入された概念であり、サーブレット・コンテナやEJBコンテナを包含する位置付けになっています。このため、IJServerはコンテナの存在を隠蔽することになります。


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