Interstage Shunsaku Data Manager トラブルシューティング集 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -
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第2章 トラブル対処の事例> 2.3 運用時の異常

2.3.1 データ登録時の異常

大量件数データのXML変換時の異常

【現象】

少量データの場合(例えば10万件以下)では10数秒で処理が終了するが、大量データ(例えば100万件以上)の場合に処理が数時間にわたり処理が終了しない。

【確認方法】

以下の条件を満たす場合、本現象が発生していると判断できます。

【原因】

メモリ不足です。

マッピングルールファイルに「集約する」指定(parentRuleタグでcontroller属性を指定)している場合、ひとつのXML文書として出力されるために、メモリ使用量が増加して処理遅延が発生します。

【事前に問題を回避する方法】

以下の方法で回避できます。

【問題発生時の対処方法】

特に集約の必要がない場合は、parentRuleタグによる集約条件の指定(controller属性)を止めて、再度変換を行ってください。


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