Interstage Application Server チューニングガイド
目次 索引 前ページ次ページ

付録F Interstage シングル・サインオンの環境定義

F.1 1台のサーバにリポジトリサーバを構築する場合のチューニング

 1台のサーバに、リポジトリサーバを構築する場合のチューニングについて説明します。

■Webサーバ(Interstage HTTP Server)のチューニング

 リポジトリサーバのチューニングは、Webサーバ(Interstage HTTP Server)の環境定義を変更することにより行います。
 詳細については、“Webサーバ(Interstage HTTP Server)の環境定義”を参照してください。

 Webサーバ(Interstage HTTP Server)のチューニングについては、『/etc/opt/FJSVihs/conf/httpd.conf』ファイル内のディレクティブによりチューニングを行います。

同時アクセス最大数

 MaxClientsに想定する同時アクセス最大数以上を設定します。(初期値:50)

クライアント送受信タイムアウト時間

 Timeoutにクライアントとの間でデータパケットを送受信するときに待機する最長の時間(秒)を指定します。(初期値:600)

チューニングの例

最大同時利用者数が256ユーザのシステムの場合
 Interstage HTTP Server
  MaxClients=256+α(注1)
  Timeout=600(注2)
 注1)
システムを安定稼動させるため、αには10〜100までの値を設定してください。
 注2)接続しているネットワークのトラフィックが増大し、接続が頻繁に中断される場合には、本時間を増やしてください。



目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006