Interstage Application Server インストールガイド −Linux− |
目次
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第4章 インストール作業 |
インストールスクリプトで処理されないセットアップについて説明します。
また、Interstage運用時には、システムのチューニングなどが必要となります。“チューニングガイド”を参照して運用形態にあったチューニングを実施してください。
Interstageの運用に必要な環境変数を設定します。
Interstageでは、環境変数の設定を行う支援ツールとして、以下のシェルスクリプトを提供しています。
支援ツールを使用して環境変数の設定を行う方法を以下に示します。
. /opt/FJSVisas/bin/setISASEnv.sh |
source /opt/FJSVisas/bin/setISASEnv.csh |
各支援ツールの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“環境変数設定ツールについて”を参照してください。
支援ツールを使用した環境変数の設定は、/etc/profileに設定しないでください。
設定した場合、Interstageアンインストール後のOS起動に失敗する場合があります。
環境定義ファイルなどのファイルをバックアップした場合は、必要に応じてリストアします。環境定義ファイルのバックアップ・リストアについては、“Interstage Application Server運用ガイド”の“メンテナンス(資源のバックアップ)”を参照してください。
Interstage HTTP ServerとApache HTTP Server(基本ソフトウェアにバンドルされるApache HTTP Server)では、ポート番号の初期値が同じ値(ポート番号:80)で設定されているため、ポート番号を変更してください。それにより、Webサーバを共存させることができます。
Webサーバの使用条件に応じて、以下の対応を行ってください。
Apache HTTP Serverの以下のファイルを編集します。ファイル内のPortディレクティブの設定値を80以外のポート番号に変更してください。1〜65535が指定可能です。
/etc/httpd/conf/httpd.conf
Interstage HTTP Serverの以下のファイルを編集します。ファイル内のPortディレクティブの設定値を80以外のポート番号に変更してください。1〜65535が指定可能です。
/etc/opt/FJSVihs/conf/httpd.conf
Interstage HTTP Serverの以下のファイルを編集します。ファイル内のPortディレクティブの設定値を80以外のポート番号に変更してください。1〜65535が指定可能です。
/etc/opt/FJSVihs/conf/httpd.conf
次に、Apache HTTP Serverの以下のファイルを編集します。ファイル内のPortディレクティブの設定値を80以外で、Interstage HTTP Serverと異なるポート番号に変更してください。1〜65535が指定可能です。
/etc/httpd/conf/httpd.conf
管理サーバ機能では、Webサーバ(Interstage HTTP Server)の起動シェルスクリプトがRCプロシジャに登録されないため、Linuxシステムをリブートしても自動起動されません。管理サーバ機能でWebサーバ(Interstage HTTP Server)を自動起動する場合は、以下のシェルスクリプトを実行し、起動シェルスクリプトをRCプロシジャに登録してください。
/opt/FJSVihs/bin/install/ihsautosetup.sh
なお、アプリケーションサーバ機能では、Webサーバ(Interstage HTTP Server)の起動シェルスクリプトはRCプロシジャに登録され、自動起動されます。
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