Interstage Application Server インストールガイド −Solaris(TM) オペレーティングシステム −
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第2章 アンインストール

2.1 ソフトウェアのアンインストール前の作業

 ソフトウェアのアンインストール前に、以下の作業を実施してください。

 スーパーユーザでログインし、実施してください。
 “■インストールしている場合の手順”を実施し、起動しているInterstage Application Serverのサービスを停止してください。アンインストールしない場合でも停止が必要です。
 “■アンインストールする場合の手順”を実施し、Interstage Application Serverの資源を削除してください。

FSUNod、FSUNtd、FSUNextp、FJSVisasをインストールしている場合

■インストールしている場合の手順

1. isstopコマンドでInterstageを停止してください。


# isstop -f <RETURN>

■アンインストールする場合の手順

2. tdunsetupコマンドを実行してください。


# tdunsetup <RETURN>

3. Interstage動作環境定義ファイルのTD path for systemで指定されたコンポーネントトランザクションサービスの動作環境のディレクトリを削除してください。

4.拡張システムを生成している場合には、拡張システムを削除してください。(Enterprise Editionのみ)


# isdeletesys システム名 <RETURN>

 

FSUNotsをインストールしている場合

■アンインストールする場合の手順

1.データベース連携サービスの動作環境を削除してください。


# IS_CMD_LOCK=off; export IS_CMD_LOCK <RETURN> (注)
# otssetup -d <RETURN>

 注)Interstage統合コマンドで初期化した場合のみ設定が必要です。また、本環境変数はデータベース連携サービスの動作環境を削除する間のみ設定するようにしてください。

 

FJSVirep、FJSVirepcをインストールしている場合

■インストールしている場合の手順

1. Interstage管理コンソールを使用し、[システム] > [サービス] > [リポジトリ]の[リポジトリ:状態]画面で、起動中のリポジトリが存在しないか確認します。
 起動中のリポジトリが存在する場合は、起動中のリポジトリをすべて停止してください。

■アンインストールする場合の手順

2. 必要に応じて、リポジトリのバックアップを行ってください。リポジトリのバックアップについては、“Interstage Application Server 運用ガイド”の“メンテナンス(資源のバックアップ)”を参照してください。

 また、以下のディレクトリ配下に必要なファイルがある場合は、退避してください。

3. Interstage管理コンソールを使用し、すべてのリポジトリを削除してください。

 

FJSVssoacをインストールしている場合

■アンインストールする場合の手順

1. Interstage管理コンソールを使用し、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [一覧]タブを選択し、認証サーバが存在しないか確認します。
 認証サーバが存在する場合は、削除してください。

 

FJSVssoazをインストールしている場合

■アンインストールする場合の手順

1. Interstage管理コンソールを使用し、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [一覧]タブを選択し、業務サーバが存在しないか確認します。
 業務サーバが存在する場合は、削除してください。

 

FJSVssosvをインストールしている場合

■アンインストールする場合の手順

1. Interstage管理コンソールを使用し、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [一覧]タブを選択し、リポジトリサーバ、またはリポジトリサーバ(参照系)が存在しないか確認します。
 リポジトリサーバ、またはリポジトリサーバ(参照系)が存在する場合は、削除してください。

 

FJSVj2eeをインストールしている場合

■アンインストールする場合の手順

1. Interstage管理コンソールを使ってIJServerをすべて削除した後、アンインストールを行ってください。

 

FJSVisjmxをインストールしている場合

■インストールしている場合の手順

1. isjmxstopコマンドで、Interstage JMXサービスを停止させます。


# isjmxstop <RETURN>

※Interstage JMXサービスは、ismngconsolestopコマンドを使用して停止させることができます。なお、ismngconsolestopコマンドを使用した場合には、Interstage管理コンソール/Interstage管理コンソール用Servletサービス/Interstage管理コンソール用Interstage HTTP Serverも一括して停止されます。


# ismngconsolestop <RETURN>

 

FJSVisguiをインストールしている場合

■インストールしている場合の手順

1. isstopoptoolコマンドで、Interstage管理コンソールを停止させます。


# isstopoptool <RETURN>

2. jssvstopコマンドで、Interstage管理コンソール用Servletサービスを停止させます。


# /opt/FJSVjs2su/bin/jssvstop <RETURN>

3. killコマンドで、Interstage管理コンソール用Interstage HTTP Serverを停止させます。


# kill `cat PID_FILE` <RETURN>

* PID_FILE:Interstage HTTP Serverの定義ファイル(httpd.conf)の、"PidFile"に設定されているパスを指定します。Interstage管理コンソール用のInterstage HTTP Serverの定義ファイルは、"/etc/opt/FJSVisgui/httpd.conf "です。

■アンインストールする場合の手順

4. SSL暗号化通信用の証明書/鍵管理環境のバックアップ

Interstage管理コンソール用に、正式な認証局から発行された証明書をInterstageインストール環境配下(/etc/opt/FJSVisgui/cert)に登録している場合は、FJSVisguiパッケージをアンインストールする前に、必ずバックアップを取ってください。

※Interstage管理コンソール/Interstage管理コンソール用Servletサービス/Interstage管理コンソール用Interstage HTTP Serverは、ismngconsolestopコマンドで一括して停止させることができます。なお、ismngconsolestopコマンドを使用した場合には、Interstage JMXサービスも停止されます。


# ismngconsolestop <RETURN>

※FJSVisjmxをアンインストールする場合の操作で、ismngconsolestopコマンドを使用してサービスの停止を行った場合には、1〜3の操作は不要です。

 

FJSVjs2suをインストールしている場合

■インストールしている場合の手順

1. jssvstopコマンドで、Interstage管理コンソール用Servletサービスを停止させます。


# /opt/FJSVjs2su/bin/jssvstop <RETURN>

※Interstage管理コンソール用Servletサービスは、ismngconsolestopコマンドを使用して停止させることができます。なお、ismngconsolestopコマンドを使用した場合には、Interstage管理コンソール/Interstage JMXサービス/Interstage管理コンソール用Interstage HTTP Serverも停止されます。


# ismngconsolestop <RETURN>

※FJSVisjmxをアンインストールする場合およびFJSVisguiをアンインストールする場合の操作で、ismngconsolestopコマンドを使用してサービスの停止を行った場合には、1の操作は不要です。

 

FJSVmqd, FJSVmqdexをインストールしている場合

■インストールしている場合の手順

1. MessageQueueDirector(以下MQD)のユーザアプリケーションを全て停止させます。

2. mqdstpコマンドで、MQDシステムを停止させます。MQDシステムを複数運用している場合は、すべてのMQDシステムを停止させます。


# /opt/FJSVmqd/bin/mqdstp <RETURN>

 

FJSVebmsをインストールしている場合

■インストールしている場合の手順

1. ebmsstopコマンドで、ebXML Message Serviceを停止させます。


# /opt/FJSVebms/bin/ebmsstop <RETURN>

 


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