Interstage Application Server メッセージ集 |
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第3部 メッセージラベルのないメッセージ | > 第39章 Smart Repositoryから通知されるエラーコード | > 39.1 LDAPエラーコード |
Can't contact LDAP server
[意味]
リポジトリとの通信ができません。
[ユーザの対処]
リポジトリのデータベースとして標準データベースを使用している場合は、標準データベース(Fujitsu Enabler)とすべてのリポジトリを停止した状態で、利用できる物理メモリ容量が、Smart Repositoryで必要とするメモリ容量より少ない場合、物理メモリ容量が不足しています。Smart Repositoryで必要とするメモリ容量については、“チューニングガイド”の“メモリ容量”を参照してください。
不要なプログラムを終了しても、メモリ容量が不足する場合は、メモリを増設してください。
Interstage管理コンソールを利用して、対象のリポジトリの環境設定画面で、コネクションアイドル時間が極端に短くなっていないか確認してください。
タイムアウト発生の他の原因として、ネットワークの輻輳(通信量が増加し、正常に通信できない状態)、リポジトリが起動しているマシンの高負荷、アプリケーションが動作しているマシンの高負荷などが考えられます。
Smart Repositoryが過負荷状態の場合は、レプリケーションを使った負荷分散を実施してください。また、クライアント側の負荷が高い場合は、クライアントの実行環境を見直し、適切な状態で使用してください。
リポジトリサーバとの間でSSLを使用している場合に、クライアント数が多く、Smart Repositoryへのアクセス頻度が高い場合は、上記対処でエラーが改善されない場合があります。エラーが改善されない場合は、SSLアクセラレータを用いるなどの方法でサーバの負荷を軽減させることを検討してください。
登録するデータサイズを削減するなどの対応を行い、操作を再実行してください。指定可能なデータサイズは、“使用上の注意”の“Smart Repositoryの制限事項”-“容量に関する制限”を参照してください。
上記で改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを実行し、情報を採取したのち、技術員に連絡してください。
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