Interstage Application Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第7章 メッセージ番号がesで始まるメッセージ> 7.14 es11500番台のメッセージ

7.14.4 es11503

ES: ERROR: es11503: [tttttt] Failed to access the file (%s1). : errno=%s2

ES: エラー: es11503: [tttttt] ファイル(%s1)のアクセスに失敗しました。: errno=%s2

[可変情報]
 %s1:ファイル名

 %s2:Windows(R) APIのエラー番号

 %s2:システムコールのエラー番号

[意味]
 ファイル%s1のアクセスに失敗したため、処理を行うことができません。

[システムの処理]
 処理を中止します。

[ユーザの対処]
 以下の表を参照してエラー番号%s2に対応する対処を行ったあと、再度コマンドを実行してください。

エラー番号%s2

意味

対処

5

ディスクでI/Oエラーが発生している可能性があります。

ディスクにハードエラーが発生していないかを確認してください。

12


エラーが発生した関数名%s1が“fork1”である場合、スワップ領域が不足している可能性があります。


スワップ領域を拡張するか、しばらくしてから再度実行してください。

13

Interstageのインストールディレクトリ配下のディレクトリおよびファイルの権限が、管理者権限から一般ユーザ権限に変更されている可能性があります。

管理者権限が設定されているかを確認してください。

22


エラーが発生した関数名%s1が“shmget”である場合、システムパラメタの共用メモリが不足しているか、または共用メモリセグメントの最小サイズ(shmmin)に1が設定されていない可能性があります。


システム資源を正しく設定した後、システムを再起動してください。システム資源の詳細については、“チューニングガイド”の“システムのチューニング”−“Application Serverのサーバ機能運用時に必要なシステム資源”−“イベントサービスのシステム環境の設定”を参照してください。


エラーが発生した関数名%s1が“shmget”である場合、システムパラメタの共用メモリが不足している可能性があります。


システム資源を正しく設定した後、“sysctl -p /etc/sysctl.conf”を実行するか、またはシステムを再起動してください。システム資源の詳細については、“チューニングガイド”の“システムのチューニング”−“Application Serverのサーバ機能運用時に必要なシステム資源”−“イベントサービスのシステム環境の設定”を参照してください。

28

エラー番号%s1が“28”で本メッセージが出力される場合、ディスク容量が不足している可能性があります。


Interstageのインストールディレクトリに十分な空き容量が確保できているかを確認してください。


/etc/opt/FJSVesが割り当てられているパーティションに十分な空き容量が確保できているかを確認してください

上記以外の番号

エラー番号%s2を参照し、ファイル%s1のアクセスに失敗する原因を取り除いてください。

 上記の表の対処を行っても問題が解決しない場合、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


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