Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
|
目次
索引
|
A.64 tdstandbywu
名前
tdstandbywu − コンポーネントトランザクションサービスのワークユニットの事前起動
形式
tdstandbywu [-M システム名] wuname
機能説明
tdstandbywuコマンドは、SafeCLUSTERの1:1運用待機型において、待機ノードでコンポーネントトランザクションサービスのワークユニットを事前起動します。
-M システム名
対象のシステム名を指定します。
本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。
wuname
事前起動するワークユニットの名前を指定します。
注意事項
- 本コマンドはSafeCLUSTERの1:1運用待機型においてのみ使用してください。
- tdstandbywuコマンドで起動されたワークユニットは、コマンド投入者の資格で動作します。そのため、コマンド投入者はワークユニット上のアプリケーションがアクセスする資源に対して、以下の権限を保持している必要があります。
- 業務システム用区画のディスクパーティションの読み込み許可および書き込み許可。
- ワークユニット定義で指定したフォルダおよびファイルを使用するために必要なファイルシステムの権限。
- ワークユニット上のアプリケーションが使用する資源に対する利用権。
- メモリ不足が発生した場合、tdstandbywuコマンドは無応答となることがあります。
- 本コマンドは、ワークユニット種別が“ORB”または “WRAPPER”のワークユニットのみ起動できます。
使用例
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006