Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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付録A 旧バージョン互換コマンド

A.28 soapdd2wsdd

名前

 soapdd2wsdd − Webサービス情報管理ファイルの変換

形式

 soapdd2wsdd -replace|-none [-sf urnfile] [-info infofile] [-i DDdir ] [-o WSDDdir]
 soapdd2wsdd -replace|-none [-sf urnfile] [ -M systemname ] [-info infofile] [-i DDdir ] [-o WSDDdir]

機能説明

 soapdd2wsddコマンドは、旧バージョン・レベルで使用していたWebサービス情報管理ファイル(変換元)を現バージョン・レベルのWebサービス情報管理ファイル(変換先)に変換します。

-replace

 変換先のWebサービス情報管理ファイルに、変換元と同名のWebサービス識別名が存在した場合、上書きします。

-none

 変換先のWebサービス情報管理ファイルに、変換元と同名のWebサービス識別名が存在した場合、変換元のWebサービス情報を破棄します。

-sf urnfile

 変換先のWebサービス情報管理ファイルに、変換元と同名のWebサービス識別名が存在した場合、同名のWebサービス情報をurnfileに出力します。

-info infofile

 Webサービス識別名の移行結果をファイルに出力します。
 本オプションを省略した場合は、標準出力に出力します。

-i DDdir

 変換元のWebサービス情報管理ファイルが存在するディレクトリを指定します。
 本オプションを省略した場合は、以下のディレクトリが指定されたとみなします。

 C:\Interstage\F3FMsoap\etc\DeployService

 デフォルトシステムの場合:/opt/FJSVsoap/etc/DeployService
 マルチシステムの場合:/opt/FJSVsoap/MI/システム名/etc/DeployService

 /opt/FJSVsoap/etc/DeployService

-o WSDDdir

 変換先のWebサービス情報管理ファイルを格納するディレクトリを指定します。
 本オプションを省略した場合は、以下のディレクトリが指定されたとみなします。

 C:\Interstage\F3FMsoap\etc\DeployService

 デフォルトシステムの場合:/opt/FJSVsoap/etc/DeployService
 マルチシステムの場合:/opt/FJSVsoap/MI/システム名/etc/DeployService

 /opt/FJSVsoap/etc/DeployService

-M systemname

 マルチシステムのシステム名を指定します。
 本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。

メッセージ

 本コマンドの実行結果は、コマンドを実行した画面に出力されます。

注意事項

使用例

Webサービス識別名を上書きする例


 soapdd2wsdd -replace -info C:\temp\info.txt -i C:\Interstage\F3FMsoap\etc -o c:\interstage\F3FMsoap\etc


 soapdd2wsdd -replace -info /tmp/info.txt -i /opt/FJSVsoap/etc -o /opt/FJSVsoap/etc


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