Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第9部 クラスタサービス運用編> 第26章 クラスタサービス運用コマンド

26.7 odinspect

名前

 odinspect − CORBAサービスの監視

形式


 odinspect [-t second] {[od] [ns] [lbo] [ir] [ire]} [-M system]

機能説明

 odinspectコマンドは、指定したサービスの監視を指定した時間間隔で行い、サービスが停止した場合、または異常発生により利用できなくなった場合に、終了します。
 停止、または異常発生したサービスは、システムログを使用して確認することができます。また、複数のサービスの停止および異常発生した場合は、最初に検出したサービスだけをシステムログに出力します。
 指定可能なパラメタを以下に説明します。

-t second

 サービスを監視する時間間隔(1〜99999(秒))を指定します。省略時は60(秒)です。

od

 CORBAサービス(インプリメンテーションリポジトリサービス)の監視を行います。

ns

 ネーミングサービスの監視を行います。

lbo

 ロードバランス機能の監視を行います。

ir

 インタフェースリポジトリサービス(標準インタフェース用)の監視を行います。

ire

 インタフェースリポジトリサービス(Valueインタフェース用)の監視を行います。

-M system

 拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。

注意事項

 本コマンドは、SafeCLUSTERの相互待機型の状態遷移プロシジャで使用します。
 本コマンドの終了をSafeCLUSTERが検出し、ノードの切替えを行います。


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