Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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25.14 cmsetenv
名前
cmsetenv − 証明書環境設定
形式
cmsetenv Environment-directory -sd Slot-directory -jc JapaneseCode
[-rc ContractCertList]
機能説明
cmsetenvコマンドは、証明書/鍵管理環境にスロット情報ディレクトリおよび証明書/CRLを登録する際の日本語コード系の設定を行います。指定可能なオプションを以下に示します。
Environment-directory
運用管理ディレクトリ名(Environment-directory)をフルパスで指定します。
-sd Slot-directory
スロット情報ディレクトリ(Slot-directory)をフルパスで指定します。makeslotやmksltコマンドでスロットを作成したときに指定したディレクトリ名を指定してください。
-jc JapaneseCode
証明書およびCRLを登録するときに使用する日本語コード系を指定します。
0 : Unicode
1 : SJIS
-rc ContractCertList
環境設定時、登録が必要である証明書が存在する場合、組み込み証明書一覧ファイル(ContractCertList)をフルパスで指定します。
-rcオプションは、コマンドUsageには表示されません。
備考
- -rcオプションを指定する場合は、スロット(makeslot、mksltコマンド)、およびトークンの作成(maketoken、mktknコマンド)を事前に行う必要があります。
- -rcオプション指定時、証明書を証明書管理環境に登録する場合は、証明書またはニックネームが重複していないか確認します。このとき、証明書およびニックネームがともに同一であった場合には、その証明書は登録せずに本コマンドは正常終了します。また、同一証明書がすでに別のニックネームで登録されている場合、または同一ニックネームで別の証明書が登録されている場合は、本コマンドはエラー終了します。
- -rcオプションで指定できる組み込み証明書一覧ファイルとして、日本ベリサイン(株)、日本認証サービス(株)が発行したルート証明書の組み込み一覧ファイルがあります。
組み込み一覧ファイルを以下に示します。
C:\Interstage\IS_cert\contractcertlist
/etc/opt/FJSVisas/contractcertlist
このファイルを登録することで、以下の証明書が登録されます。
[日本ベリサイン(株)発行ルート証明書]
VeriSign/RSA Secure Server CA
VeriSign Class 1 Public Primary Certification Authority
VeriSign Class 2 Public Primary Certification Authority
VeriSign Class 3 Public Primary Certification Authority
VeriSign Class 1 Public Primary Certification Authority - G2
VeriSign Class 2 Public Primary Certification Authority - G2
VeriSign Class 3 Public Primary Certification Authority - G2
VeriSign Class 4 Public Primary Certification Authority - G2
[日本認証サービス(株)発行ルート証明書]
SecureSign RootCA1
SecureSign RootCA2
SecureSign RootCA3
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