Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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第7部 シングル・サインオン運用編 | > 第24章 Smart Repository運用コマンド |
irepadmin − リポジトリの高度な設定
(1) リポジトリのスタートアップの設定
irepadmin -R repository -startup type
(2) パスワード暗号化方式を暗号化しない設定に変更
irepadmin -R repository -plaintext
(3) リポジトリとSymfoware Serverとの依存関係の設定(*)
irepadmin -R repository -setsvc rdbname
(4) リポジトリとSymfoware Serverとの依存関係の解除(*)
irepadmin -R repository -unsetsvc rdbname
(5) スレーブサーバの環境設定(*)
irepadmin -R repository -readonly mode
(6) リポジトリの設定内容の表示
irepadmin -R repository -status
(*)リポジトリのデータベースとしてRDBを使用するときにだけ有効です。
リポジトリの高度な設定を行います。以下の機能があります。
パスワード暗号化方式の変更とレプリケーション用のスレーブサーバの環境設定は、Interstage管理コンソールでリポジトリを作成後、最初にリポジトリを起動するまでの間だけ実施できます。いったん、リポジトリを起動すると、パスワード暗号化方式の設定とレプリケーション用のスレーブサーバの環境設定を変更することはできません。
以下に、irepadminコマンドの引数を説明します。
情報を設定するリポジトリ名を指定します。
大文字、小文字は区別しません。半角英大文字を指定した場合も半角英小文字とみなします。
システム起動時にリポジトリを自動起動するかどうかを、以下のどちらかのパラメタでtypeに指定します。大文字小文字は区別しません。
リポジトリのデータベースにRDBを使用する場合、RDBシステムの自動起動が設定されていることを確認してください。RDBシステムの自動起動については、“Smart Repository運用ガイド”の“運用・保守”-“リポジトリの起動・停止”を参照してください。
リポジトリのユーザパスワードを暗号化されていない状態で取り出す必要がある場合に指定します。通信経路上、パスワードは暗号化されていない状態でやり取りされます。SSLによる通信経路の暗号化を必ず実施してください。
Smart RepositoryとSymfoware Serverを同じマシンにインストールし、システム起動時にリポジトリを起動する場合に、リポジトリのサービスの起動前にRDBのサービスが起動するように依存関係を設定します。rdbnameにはRDBシステム名を指定してください。
リポジトリのデータベースとしてRDBを使用しているときにだけ指定できます。
-setsvcで依存関係を設定した内容を解除するときに使用します。rdbnameにはRDBシステム名を指定してください。
リポジトリのデータベースとしてRDBを使用しているときにだけ指定できます。
リポジトリをスレーブとして利用する場合に、リポジトリを更新できないように設定します。以下のどちらかのパラメタでmodeに指定します。大文字小文字は区別しません。
リポジトリのデータベースとしてRDBを使用しているときにだけ指定できます。
リポジトリの設定内容を標準出力に表示します。
出力例)
startup : Auto
readonly : on
readonlyの出力結果には、以下の2つがあります。
startupの出力結果には、以下の3つがあります。
表示結果は使用しているOS、および使用するデータベースにより異なります。
OSとデータベース |
startup |
readonly |
備考 |
---|---|---|---|
標準データベース |
- |
- |
使用できません。 |
RDB |
- |
○ |
|
標準データベース |
○ |
- |
|
RDB |
○ |
○ |
|
○: 設定内容を表示します。
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