Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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第4部 Webサーバ運用編 | > 第20章 Interstage HTTP Server運用コマンド |
htpasswd − ユーザ認証時のパスワードファイルの編集
htpasswd [-c] passwdfile username
本コマンドは、ユーザ認証時に使用するパスワードファイルを編集するコマンドです。
環境定義ファイル(httpd.conf)内のAuthUserFileディレクティブのパラメタ指定時に使用します。
以下に、本コマンドのオプションとパラメタを示します。
ユーザパスワードファイルを新規に作成します。同名のファイルが存在する場合は、上書きされます。本オプションを指定しない場合、ユーザ名はpasswdfileで指定したファイルに追加されます。
パスワードファイル名を指定します。
追加するユーザ名を指定します。
ユーザを削除する場合は、パスワードファイルをテキストエディタで編集してください。
パスワードファイルは、テキストエディタで参照すると以下のように記述されています。“user2”を削除する場合は、“user2”の行を削除して格納してください。
user1:$apr1$SR3.....$4aQAE2EU9NZTtbkxMEOa4/ |
-cオプション以外にも、Apache HTTP Server Version 1.3で提供されている本コマンドのオプションを使用できます。
-cオプション以外のオプションについては、Interstage HTTP Serverの起動中に、Webブラウザから以下のファイルを開いて、本コマンドの機能説明を参照してください。
http://ホスト名:ポート番号/manual/programs/htpasswd.html |
ホスト名:Interstage HTTP Serverをインストールしたシステムのホスト名またはIPアドレス。
ポート番号:ポート番号。ホストのポート番号が80である場合は、省略可(省略する場合、コロン(:)は不要)。
新規にパスワードファイル“C:\Interstage\F3FMihs\conf\password.txt”を作成して、ユーザ“user1”のパスワードを登録する場合
htpasswd -c C:\Interstage\F3FMihs\conf\password.txt user1 |
上記と同じパスワードファイルに、さらに“user2”のパスワードを追加する場合
htpasswd C:\Interstage\F3FMihs\conf\password.txt user2 |
新規にパスワードファイル“/opt/FJSVihs/conf/password.txt”を作成して、ユーザ“user1”のパスワードを登録する場合
htpasswd -c /opt/FJSVihs/conf/password.txt user1 |
上記と同じパスワードファイルに、さらに“user2”のパスワードを追加する場合
htpasswd /opt/FJSVihs/conf/password.txt user2 |
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