Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第3部 J2EE編> 第15章 Webサービス開発コマンド> 15.1 iswsgen

15.1.4 サブコマンド共通オプション

 以下の表に記載されているオプションは、各サブコマンド(wsdl/server/client)固有のオプションに加えて、共通で指定できます。

オプション名 (注1)

オプション引数 (注2)

内容

デフォルト値

-help
-h

サブコマンドのUsageを表示し、処理を終了します。

表示しません。

-output
-o

<パス>

生成するファイルの出力先を指定します。

カレントディレクトリ

-PkgNSmappingFile
-F

<プロパティファイル>

ネームスペース名とパッケージ名のマッピングを定義したプロパティファイルを指定します。プロパティファイルの形式は、<パッケージ名>=<ネームスペース名>となります。
プロパティファイルに、1つのパッケージ名に複数のネームスペース名を設定した場合には、最後に設定したネームスペース名が有効となります。

ネームスペース名やパッケージ名から一定のルールで自動的に生成された値

-overwriteJava
-J (注3)

Javaソースファイルを生成するときに、同名ファイルがあると上書き生成します。

同名ファイルがあると生成に失敗します。

-timeout (注4)

<秒数>

コマンドの処理時間のタイムアウトを、秒単位で指定します。“-1”を指定するとタイムアウトなしとなります。

45

-retrieve (注4)

none | local | global

WSDLおよびXMLスキーマが別のリソースをimport要素などで参照している場合の処理を、以下から指定します。

  • none:参照されたリソースを取得しません。WSDLおよびXMLスキーマが別のリソースを参照している場合はエラーとなります。
  • local:ローカルファイルの場合に取得します。リモートのリソースを参照している場合は、エラーとなります。
  • global:ローカルファイルに加え、httpで指定されたリソースも取得します。
    ただし、http以外のプロトコルが指定されていた場合は、エラーとなります。

local

-proxyHost
(注4) (注5)

<ホスト名>

リモートのリソースを参照する場合に使用するプロキシのホスト名を指定します。

プロキシを使用しません。

-proxyPort
(注4) (注5)

<ポート番号>

リモートのリソースを参照する場合に使用するプロキシのポート番号を指定します。

80 (-proxyHostが指定された場合)

-proxyUser
(注4) (注5)

<ユーザ名>

リモートのリソースを参照する場合に使用するプロキシが認証を必要とする場合に、ユーザ名を指定します。

プロキシに認証情報を提示しません。

-proxyPassword
(注4) (注5)

<パスワード>

リモートのリソースを参照する場合に使用するプロキシが認証を必要とする場合に、パスワードを、指定します。

プロキシに認証情報を提示しません。

注1)
オプション名は大文字/小文字を区別します。
注2)
表中で「−」と表されているものは、オプション引数が不要です。
注3)
wsdl サブコマンドでは無効です。
注4)
server サブコマンド/client サブコマンドで使用できます。
注5)
-retrieveにglobalが指定されている場合のみ有効です。

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