Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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第3部 J2EE編 | > 第14章 EJBサービス運用コマンド |
ejbdefexport − Enterprise Bean定義情報の移出
ejbdefexport {EJBアプリケーション名} [-i IJServer名 | -s EJBコンテナ名] [-M システム名] {[-f Enterprise Bean定義ファイル名] | -all [ディレクトリ名]} [-comment {editable | all | none}] [-r] [-encode {UTF-8 | SJIS | EUC}]
IJServer内のEnterprise Bean定義情報を、Enterprise Bean定義ファイルに移出します。
以下にejbdefexportコマンドの引数を説明します。
IJServerにインストールしたEJBアプリケーション名を指定します。
-allオプションとは同時に指定できません。
EJBアプリケーションが配備されたIJServerを指定します。
カストマイズ対象がIJServerの場合は、必須オプションです。
EJBアプリケーションが配備されたEJBコンテナを指定します。
カストマイズ対象がEJBコンテナの場合は、必須オプションです。
拡張システムに対する操作を行う場合は、システム名にiscreatesysコマンドで指定したシステム名を指定します。省略した場合は、デフォルトのシステム名が使用されます。
Enterprise Bean定義ファイル名を絶対パス名、または相対パス名で指定します。省略した場合は、カレントのディレクトリ名/EJBアプリケーション名.xmlに出力します。
EJBアプリケーション名に“/”や“:”がある場合や、先頭に“.”がある場合は、出力されるファイル名は、“_”に変更したファイル名になります。例えば、EJBアプリケーション名が“Session/Sample:Bean”の場合、出力されるファイル名は、“Session_Sample_Bean.xml”になります。
-allオプションとは同時に指定できません。
指定したディレクトリに、IJServer内にあるすべてのEnterprise Bean定義情報を出力します。ディレクトリ名を省略した場合は、カレントのディレクトリに出力します。
EJBアプリケーション名、-fオプションとは同時に指定できません。
exportされるEnterprise Bean定義ファイル名は、EJBアプリケーション名.xmlになります。
タグの説明をXMLコメント形式で出力します。省略した場合は、タグの説明を出力しません。
editable : 編集可能なタグの説明のみ出力します
all : すべてのタグの説明を出力します
none : タグの説明を出力しません
同一名のEnterprise Bean定義ファイルが存在している場合に、Enterprise Bean定義ファイルを無条件に上書きします。省略した場合は、ファイルの上書きを確認します。
出力するEnterprise Bean定義ファイルのコード系を指定します。
UTF-8 : UTF-8(Unicode)で出力します
SJIS : Shift_JISで出力します
EUC : EUC-JPで出力します
省略した場合は、以下のコード系で出力されます。
Shift_JIS |
EUC-JP |
ejbdefexport NameBean -i TestIJServer -f c:\ejb\NameBean.xml |
ejbdefexport NameBean -i TestIJServer -f /ejb/NameBean.xml |
ejbdefexport SampleEB -f c:\ejb\SampleDD.xml |
ejbdefexport SampleEB -f /ejb/SampleDD.xml |
本コマンドは、アプリケーションファイル保護レベルで指定したユーザで使用してください。アプリケーションファイル保護レベルについては、“J2EEユーザズガイド”の“J2EEアプリケーションの配備と設定”を参照してください。
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