Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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目次
索引
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2.3 isgendef
名前
isgendef − Interstageシステム定義の生成
形式
isgendef [-M システム名] scale-value
機能説明
isgendefコマンドは、scale-valueで指定するシステム規模をもとにInterstageシステム定義を生成または更新します。
なお、Interstage環境がすでに初期化済みの状態でisgendefコマンドを実行すると、次回isinitコマンド実行時にコンポーネントトランザクションサービスの再セットアップが行われます。この場合、登録済みのワークユニット定義が削除されますので、ワークユニット定義の再登録が必要となります。
以下に、isgendefコマンドの引数を説明します。
-M システム名
対象のシステム名を指定します。
本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。
scale-value
scale-valueには、下記のいずれかのシステム規模を指定します。scale-valueは省略できません。
- small クライアント数が5以下の小規模システム
moderate クライアント数が6から10の中規模システム
large クライアント数が11から50の大規模システム
super クライアント数が51から100の超大規模システム
Interstageシステム定義は、以下のファイルに格納されます。
C:\INTERSTAGE\td\etc\isdef\isconf.txt
- small クライアント数が50以下の小規模システム
moderate クライアント数が51から100の中規模システム
large クライアント数が101から500の大規模システム
super クライアント数が501から1000の超大規模システム
Interstageシステム定義は、以下のファイルに格納されます。
/opt/FSUNtd/etc/isdef/isconf.txt
- small クライアント数が50以下の小規模システム
moderate クライアント数が51から100の中規模システム
large クライアント数が101から500の大規模システム
Interstageシステム定義は、以下のファイルに格納されます。
/opt/FJSVtd/etc/isdef/isconf.txt
注意事項
- 本コマンドを使用する場合、Interstage統合コマンドにより初期化済みのサービスに対して、以下のコマンドを発行してはいけません。ただし、下記(*)のコマンドに関しては、Interstage動作環境定義の稼働状態監視モード(定義項目“IS Monitor Mode”にて指定)に“mode2”を指定して初期化している場合、発行することができます。
- otssetup
- otsmklog
- tdsetup
- tdunsetup
- tdstart
- tdstop
- otsstart
- otsstop
- essetup
- esunsetup
- esstart
- esstop
- odsetlbo
- odstartlbo
- odstoplbo
- soapgwstartclgw (*)
- soapgwstopclgw (*)
- odadmin
- S99startod
- CosNaming_s
- InterfaceRep_Cache_s
- InterfaceRep_Cache_e
- OD_stop
- apachectl
本コマンドを使用する場合には、コントロールパネルのサービスや、net start / net stopコマンドを使用して、以下のサービスの起動・停止についても実施しないでください。ただし、下記(*)のサービスに関しては、Interstage動作環境定義の稼働状態監視モード(定義項目“IS Monitor Mode”にて指定)に“mode2”を指定して初期化している場合、操作することができます。
- CORBAサービス(OD_start)
- ネーミングサービス(Naming Service)
- インタフェースリポジトリ(InterfaceRep_Cache Service)
- インタフェースリポジトリ(InterfaceRep_Cache_e Service)
- イベントサービス(EventService)
- コンポーネントトランザクションサービス(TransactionDirector)
- データベース連携サービス(ObjectTransactionService)
- Interstage APIサービス(INTERSTAGE API)
- Interstage HTTP Server (*)
- CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ(CORBA_SOAP ClientGW) (*)
- ロードバランスオプション(NS LoadBalancingOption)
- すでに作成済みのIJServerでSSLを使用している場合には、本コマンドの発行前に、SSLを使用しているJServerに対し、以下のいずれかの対処を実施してください。なお、isj2eeadminコマンドを使用して、操作することもできます。
- Interstage管理コンソールの[システム]>[ワークユニット]>[IJServer名]の[環境設定]タブで、SSLを使用しないように設定してください。
- Interstage管理コンソールの[システム]>[ワークユニット]の[状態]タブで、IJServerを削除する。
システム規模にsuperを指定することはできません。
使用例
システム規模largeで Interstageシステム定義を生成する場合。
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