Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
目次 索引 前ページ次ページ

第1部 Interstage運用編> 第2章 Interstage統合コマンド

2.1 iscreatesys

名前

 iscreatesys − システムの生成

形式


 iscreatesys {[-d ディレクトリパス] | [-a]} システム名

機能説明

 iscreatesysコマンドは、システムの生成を行います。
 以下に、iscreatesysコマンドのオプションおよび引数を説明します。
 なお、-dオプションと-aオプションは、同時に指定できません。

-d ディレクトリパス

 システムの資源を格納するディレクトリを指定します。
 “/”で始まる空白文字と半角カナを除く文字列で指定します。指定できる最大長は512byteです。
 省略された場合は、デフォルトシステムと同列にシステムディレクトリが生成されます。(FJSVisasパッケージのインストールディレクトリ/var/system配下)

-a

 システム生成後にインストールされたコンポーネントをシステムに追加します。
 システム名にはすでに生成されているシステム名を指定します。

システム名

 生成するシステムの名前を指定します。
 システム名はサーバで一意の名称であり、先頭文字が英字である8byte以内の英数字で指定します。なお、大文字小文字にて区別されます。

注意事項

 本コマンドは、管理者権限だけが実行可能です。

使用例

 iscreatesys system1
 iscreatesys -d /proj system1
 iscreatesys -a system1


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006