Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド (Interstage HTTP Server編)
|
目次
索引
|
3.2.16 サーバステータスの監視
サーバステータスの監視は、Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)において、以下に示すディレクティブを使用して設定します。
なお、ネットワーク上の悪意のある人(またはマシン)がそのサーバステータスをのぞき見る脅威があるため、ユーザ認証およびIPアクセスコントロールを併用して設定することをお勧めします。
Webブラウザ(クライアント)でURL“http://192.168.1.1(Interstage HTTP ServerのIPアドレス)/apache-status”を指定して、サーバステータス情報を表示する場合
# モジュールのロード
LoadModule status_module modules/mod_status.so
# モジュールを追加
AddModule mod_status.c
# 詳細情報
ExtendedStatus on
# 対象URL
<Location /apache-status>
# [ユーザ認証の設定]
# パスワードファイル
AuthUserFile "C:/Interstage/F3FMihs/conf/password.txt"
# 認証画面のタイトル
AuthName "Server Status"
# 認証のタイプ
AuthType Basic
# 認証許可ルール
Require valid-user
# [server-statusハンドラの関連付け]
SetHandler server-status
# [IPアクセスコントロールの設定]
# 評価順序
Order deny,allow
# アクセス拒否設定
Deny from all
# アクセス許可設定
Allow from 192.168.1.1
</Location> |
Webブラウザ(クライアント)でURL“http://192.168.1.1(Interstage HTTP ServerのIPアドレス)/apache-status”を指定して、サーバステータス情報を表示する場合
# モジュールのロード
LoadModule status_module libexec/mod_status.so
# モジュールを追加
AddModule mod_status.c
# 詳細情報
ExtendedStatus on
# 対象URL
<Location /apache-status>
# [ユーザ認証の設定]
# パスワードファイル
AuthUserFile "/opt/FJSVihs/conf/password.txt"
# 認証画面のタイトル
AuthName "Server Status"
# 認証のタイプ
AuthType Basic
# 認証許可ルール
Require valid-user
# [server-statusハンドラの関連付け]
SetHandler server-status
# [IPアクセスコントロールの設定]
# 評価順序
Order deny,allow
# アクセス拒否設定
Deny from all
# アクセス許可設定
Allow from 192.168.1.1
</Location> |
- 本設定はWebサーバ全体に対して適用されます。バーチャルホストごとに変更することはできません。
- ユーザ認証の設定の詳細については“ユーザ認証の設定”を、IPアクセスコントロールの詳細については、“IPアクセスコントロールの設定”を参照してください。
関連ディレクティブ
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006