Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編) |
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第8章 アプリケーションの開発(OOCOBOL) | > 8.4 サーバアプリケーションのプログラミング(静的スケルトンインタフェース) |
サーバアプリケーションは、利用者からの停止要求を受けた場合、クライアントからの要求を以降受け付けない旨をORBに対して返します。サーバアプリケーションの利用者からの停止要求の方法およびアプリケーションでの停止要求の受信方法等は各ORBベンダーにより異なります。この命令が発行された時点で、ORBは、クライアントから要求されてもサーバアプリケーションに伝えず、クライアントへは例外が返ります。非活性化の方法は、サーバのタイプによって以下のように異なります。
サーバのタイプ |
メソッド |
shared server |
CORBA-BOA-DEACTIVATE_IMPL |
unshared server |
CORBA-BOA-DEACTIVATE_OBJ |
persistent server |
CORBA-BOA-DEACTIVATE_IMPL |
CORBA-BOA-DEACTIVATE_IMPLでは、サーバアプリケーションのIMPLEMENTATIONREPオブジェクトをパラメタとして指定します。CORBA-BOA-DEACTIVATE_OBJでは、オブジェクトリファレンスをパラメタとして指定します。
* MOVE "CORBA::BOA::diactivate_impl" TO API-NAME. INVOKE BOA "DEACTIVATE_IMPL" USING IMPL.
なお、ワークユニット運用している場合は、isstopwuコマンドやInterstage管理コンソールから停止操作が実行されることにより、クライアントからの要求を以降受け付けない旨をORBに対して通知します。そのため、アプリケーション側で非活性化用のメソッドを発行する必要はありません。
ワークユニット運用でないCORBAアプリケーションの場合も、odcntlqueコマンドでサーバアプリケーションの終了を行う場合は、アプリケーション側で非活性化用のメソッドを発行する必要はありません。
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