Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編) |
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第4章 アプリケーションの開発(C言語) |
可変長データは、データをクライアントへ返却後、スケルトン中で自動的に解放します。そのため、解放したくないデータについては、そのデータをどこか別の領域に複写しておく必要があります。文字列(string)を例に説明します。
しかし、any、sequenceのような複雑な型の場合には、コピーする処理が複雑なため、リリースフラグを設定し、解放する/しないを設定できるようになっています。
リリースフラグの設定方法について以下に示します。
変数型 |
設定方法 |
any |
CORBA_any_set_releaseを使用。デフォルトはCORBA_FALSE (注) |
sequence |
CORBA_sequence_set_releaseを使用。デフォルトはCORBA_FALSE (注) |
注) CORBA_TRUEのとき解放されます。CORBA_FALSEのときは解放されません。
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