MessageQueueDirector説明書
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第2部 拡張機能編> 第12章 SMTP連携サービス> 12.3 環境作成> 12.3.2 環境作成の説明

12.3.2.4 サービス環境の作成

 サービス環境の作成では、以下の二つの作業があります。

サービス環境定義ファイルの作成

 サービス環境定は、SMTP連携サービスの動作環境を定義します。サービス環境定義を格納するファイルをサービス環境定義ファイルと呼びます。サービス環境定義ファイルは、ユーザが任意の通常ファイル上にテキストファイルとして作成します。このファイルは、後述のサービス環境の作成操作時に使用されます。

 サービス環境定義では、以下の情報を定義します。

 暗号化情報は、メッセージの暗号化を行わない場合には記述する必要はありません。

 viコマンドなどの編集ツールを使用して定義してください。サービス環境定義の記述方法の詳細については、“12.3.3 環境定義の記述”を参照してください。

サービス環境の作成操作

 サービス環境定義ファイルを作成した後、サービス環境の作成操作を行います。サービス環境の作成操作は、mqdscomsetupコマンドを使用して行います。
 以下にmqdscomsetupコマンド(作成)の入力例を示します。

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   mqdscomsetup  -f /mqd/def/SCOMenv.def
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 なお、サービス環境を再作成する場合は、サービス環境を削除した後、再度、上記のmqdscomsetupコマンドを実行してください。サービス環境の削除は、mqdscomunsetupコマンドを使用して行います。

 以下にmqdscomunsetupコマンド(削除)の入力例を示します。

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   mqdscomunsetup  
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 また、サービス環境を直接変更することができます。サービス環境の変更は、mqdscomchgコマンドを使用して行います。

 以下にmqdscomchgコマンドの入力例を示します。

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   mqdscomchg  -f /mqd/def/SCOMenv.def
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