Interstage Application Server UDDIサービス ユーザーズガイド
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第3部 UDDIレジストリサービス編> 第8章 UDDIレジストリサービスの運用> 8.5 アクセスポイントのセキュリティ> 8.5.2 HTTP Basic認証によるユーザ認証

8.5.2.2 HTTP Basic認証の利用場面

HTTP Basic認証を利用したアクセス制限を行う場面としては、以下のようなケースがあります。

■UDDIレジストリ機能へのアクセス制限

UDDIレジストリ機能に対して、アクセス制限を行いたい場合、検索API用アクセスポイント、企業情報獲得アクセスポイントに対してHTTP Basic認証の設定を行うことにより対応できます。
UDDIレジストリ機能の各アクセスポイントのユーザ認証方法は以下のようになります。

機能

アクセスポイント名

ユーザ認証方法

UDDIレジストリ機能

検索API用アクセスポイント

HTTP Basic認証

登録API用アクセスポイント

get_authToken API を使った登録APIによるユーザ認証

企業情報獲得アクセスポイント

HTTP Basic認証

UDDIレジストリ機能の検索API用アクセスポイントに、WebサーバのHTTP Basic認証機能を利用した場合、クライアント側で利用するUDDIクライアントアプリケーションがHTTP Basic認証に対応している必要があります。

■拡張属性の情報登録者の制限

拡張属性レジストリに対して、情報を登録するユーザを限定したい場合、拡張属性登録API用アクセスポイントに対してHTTP Basic認証を設定することにより対応できます。

■拡張属性の情報参照者の制限

拡張属性レジストリに登録された情報を参照できるユーザを限定したい場合、拡張属性検索API用アクセスポイントに対して、HTTP Basic認証を設定することにより対応できます。
また、拡張属性登録API用アクセスポイントと拡張属性検索API用アクセスポイントで異なるHTTP Basic認証で認可するロールを設定することにより、拡張属性登録者と参照者を区別して認証することができます。


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