Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第3部 EJB編> 第15章 EJBアプリケーションの呼出し方法

15.2 Entity Beanの呼出し方法

 Entity Beanを利用することにより、SQLなどのデータベース操作言語を意識せずデータベースアクセスができます。
 Entity Beanを呼び出すクライアントアプリケーションは、BMPおよびCMPの区別なく呼び出せます。

 ここでは、Entity Beanの呼出し方法およびEntity Beanを使用したデータベースアクセス処理の記述例を説明します。

■ 呼出し手順

 Entity Beanを呼び出す場合に必要な手順は以下です。

  1. Homeインタフェースの検索
    Session beanの場合と同様に、Entity Beanのオブジェクトの所在をネーミングサービスに問い合わせる lookup処を行います。lookup処理の詳細は、“オブジェクトの参照方法”を参照してください。
  2. Entity Beanのインスタンスの検索または生成
    Homeインタフェースに定義したcreateメソッドまたはfinderメソッドを使用してEntity Beanのインスタンスを取得します。
  3. ビジネスメソッドの呼出し
    Remoteインタフェースに定義したビジネスメソッドを呼び出して必要な処理を行います。

下へ15.2.1 トランザクション機能を使用する場合
下へ15.2.2 検索処理の記述
下へ15.2.3 更新処理の記述
下へ15.2.4 追加処理の記述
下へ15.2.5 削除処理の記述
下へ15.2.6 例外処理
下へ15.2.7 Entity Beanを呼び出す場合の記述例

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