Interstage Application Server 運用ガイド

D.4 Interstage Application Server V7からの移行

　Interstage V7.0の共存サーバをInterstage 8.0に移行する場合、以下の手順に従ってください。

• Interstage 8.0以降より、管理対象サーバ機能はEnterprise Editionでのみ運用することができます。Interstage V7.0で構築した環境をInterstage 8.0へ移行して管理対象サーバとして運用する場合は、Interstage 8.0のエディションはEnterprise Editionにする必要があります。Interstage 7.0を管理対象サーバとする場合は、すべてのエディションで運用することができます。
• サイト内に多階層IJServerが存在する場合は、Interstage V7.0からの移行は行えません。Interstage V7.0で構築した管理対象サーバと同等の管理対象サーバを、Interstage 8.0で再構築してください。

1)Interstage V7.0環境での準備

Interstage V7.0の共存サーバのサイト環境で、管理対象サーバとしての自サーバをサイトから削除してください。

2)Interstage V7.0のバックアップ

共存サーバのバックアップを行ってください。

3)Interstage 8.0環境での準備

Interstage 8.0で共存サーバを作成してください。手順の詳細は“構築方法”を参照してください。

“構築方法”の手順中の「自サーバをサイトに追加する」は行わないでください。自サーバをサイトに追加してしまった場合は、自サーバをサイトから削除してください。

4)Interstage 8.0へのリストア

共存サーバのリストアを行ってください。手順の詳細は“保守”を参照してください。

5)Interstage 8.0でのサイトの構築

自サーバをサイトに追加してください。また、サーバグループを作成し、自サーバを追加してください。手順の詳細は、“サーバグループ／単体運用の管理対象サーバを運用する環境の構築”を参照してください。