Interstage Application Server 運用ガイド |
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第4章 メンテナンス(資源のバックアップ) | > 4.1 資源のバックアップとリストア | > 4.1.5 リストア手順(管理対象サーバおよびスタンドアロンサーバの場合) |
Smart Repository資源のリストア手順について説明します。
リポジトリのデータベースとして、標準データベースを使用する場合と、RDB(Symfoware/RDB)を使用する場合で、リストア方法が違います。
標準データベースを使用する場合は、以下のリストアコマンド、リストア方法でリストアします。
RDB(Symfoware/RDB)を使用する場合、Smart Repository資源のうち、リポジトリデータはSymfoware/RDBが管理しています。以下のリストアコマンド、リストア方法に加えて、Symfoware/RDBのリカバリ機能を利用して、リストアする必要があります。
Symfoware/RDBのリカバリの流れ、詳細は、Symfoware Serverオンラインマニュアルのナビゲーションから“バックアップ・リカバリ”を参照してください。
Smart Repository資源のリストアより先に、Symfoware/RDBが管理しているリポジトリデータのリストアを実施してください。
データベースの異常に備えてバックアップしておいた、以下の資源の復元(リストア)を行います。
Smart Repositoryのテーブル作成コマンド(irepcrttbl)を使用して、データベースを作成します。データベースの作成方法は、“Smart Repository運用ガイド”の“環境構築(RDBを使用する場合)”-“Symfoware/RDBの構築”-“Symfoware/RDBセットアップ”-“データベースの作成”を参照してください。
rdbrcvdicコマンドで、RDBディクショナリ、およびRDBディレクトリファイルをリストアします。
データベースのリストアを行う前に、irepcrttblコマンドで作成したすべてのテーブルのDSIとインデックスのDSIに対してアクセス禁止設定を行ってください。
インデックスのDSIは、テーブル名に固定の「IDIXDSI_」と「_ID」を付加した名前です。以下に例を示します。
IDIXDSI_テーブル名_ID (「IDIXDSI_」と「_ID」は固定) |
rdbrcvコマンドを使用します。このとき、irepcrttblコマンドで作成したテーブルのDSIとインデックスのDSIが不整合とならないために、DSIのリストア実行時は、同期復元機能(rdbrcvコマンドの-rオプションを指定)を使用します。
Smart Repository資源ファイルのリストアは、以下のコマンドを使用します。
C:\Interstage\bin\ireprestsys.exe |
/opt/FJSVirep/bin/ireprestsys |
バックアップ先パスがX:\Backup\irep\rep001_back、バックアップしたリポジトリがrep001の場合の操作例を以下に示します。
1.ireprestsysコマンドを実行して、バックアップ先ディレクトリにリポジトリrep001が存在することを確認します。 2.ireprestsysコマンドを実行して、Smart Repositoryの資源ファイルをリストアします。 |
バックアップ先パスが/backup/irep/rep001_back、バックアップしたリポジトリがrep001の場合の操作例を以下に示します。
1.ireprestsysコマンドを実行して、バックアップ先ディレクトリにリポジトリrep001が存在することを確認します。 2.ireprestsysコマンドを実行して、Smart Repositoryの資源ファイルをリストアします。 |
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