Interstage Application Server 運用ガイド
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4.1.2.11 コンポーネントトランザクションサービス資源のバックアップ
コンポーネントトランザクションサービス資源のバックアップ手順について説明します。
■バックアップコマンド
コンポーネントトランザクションサービス資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\td\bin\tdbackupsys.exe |

/opt/FSUNtd/bin/tdbackupsys |

/opt/FJSVtd/bin/tdbackupsys |
tdbackupsysコマンドは、Interstageが停止している状態で実行する必要があります。
■バックアップ方法

資源バックアップ先ディレクトリが“X:\Backup\”の場合の操作例を以下に示します。
tdbackupsysコマンドを実行します。
tdbackupsys X:\Backup\ |

資源バックアップ先ディレクトリが/backup/の場合の操作例を以下に示します。
tdbackupsysコマンドを実行します。
tdbackupsys /backup/ |
■注意事項
- バックアップ先ディレクトリのパスが空白を含む場合、コマンドパラメタ指定時にダブルクォーテーション("")で囲んで指定する必要があります。
- コンポーネントトランザクションサービス資源のバックアップを行う前に、Interstageセットアップ資源および、CORBAサービス資源のバックアップを行う必要があります。
- tdbackupsysコマンドは、バックアップディレクトリ配下に以下のディレクトリを作成後、各ディレクトリ配下にコンポーネントトランザクションサービス資源をバックアップします。すでに以下のディレクトリが存在する場合は、各ディレクトリを削除してからコマンドを実行してください。

“TD”ディレクトリおよび“EXTP”

“FSUNtd”ディレクトリおよび“FSUNextp”ディレクトリ

“FJSVtd”ディレクトリおよび“FJSVextp”ディレクトリ
- サーバマシン状態監視機構の運用状態は本コマンドではバックアップされません。サーバマシン状態監視機構のサービスServerMachineMonitorおよびServerMachineMonitorAgentを使用している場合、サービス登録コマンドissetsmm、issetsmmaに指定したパラメタを記録しておく必要があります。
- Interstageが動作中の場合には、isstop -fコマンドなどを使用してInterstageを停止してください。クラスタシステムの場合には、クラスタシステムの停止方法により停止してください。
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