PRIMECLUSTER Wizard for PowerGres Plus 導入運用手引書 4.2 - Linux -
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目次

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2.5.2.3 Gls リソースの設定
クライアントコンピュータからデータベースインスタンスへアクセスするためのIPアドレスを Gls リソースとして作成します。
■事前設定
Gls リソースの設定前に仮想インタフェースと引継ぎリソースの登録を行っておく必要があります。詳細は、「PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 (伝送路二重化編)」を参照してください。
■操作手順
- "turnkey wizard STANDBY" の "Gls" を選択します。

- "AdditionalTakeoverIpaddress" を選択し、引継ぎIPアドレスの設定を行います。
複数のリソースを登録するには、手順 2.〜4.までを複数回実施してください。

- 事前設定で登録した引継ぎリソース(引継ぎIPアドレス)が選択肢に表示されます。
事前設定した引継ぎリソースの中から、userApplication に登録する引継ぎリソースを選択します。

- リソースの動作モードの設定を行います。
リソースの動作モードには、"AUTORECOVER(A)"(選択値) と "NOT:AUTORECOVER(N)"(デフォルト値) があります。
"SAVE+RETURN" を選択すると、デフォルト値である "NOT:AUTORECOVER(N)" が設定されますので、そのまま"SAVE+RETURN" を選択します。

- Gls リソースの設定を保存し終了するには、"SAVE+EXIT" を選択してください。
なお、ここでは Gls リソースのタイムアウト値を変更することが可能です。
タイムアウト値を変更する場合には、"(Timeout=60)" を選択し、任意の値(秒)を設定してください。

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