PRIMECLUSTER Wizard for PowerGres Plus 導入運用手引書 4.2 - Linux -
目次 前ページ次ページ

第2章 環境設定> 2.5 PowerGres Plus userApplication の作成> 2.5.2 リソースの設定

2.5.2.1 LocalFileSystem リソースの設定

データベースインスタンスを作成する共有ディスクを userApplication の起動に合わせてマウントする場合に設定します。
1つのデータベースインスタンスのために複数マウントポイントを制御させたい場合は、1つの LocalFileSystem リソースとして作成します。

■事前設定

LocalFileSystem リソースを使用する場合には、事前に以下の設定が必要となります。

  1. マウントポイントの定義
    userApplication を構成する全てのノードの /etc/fstab に、リソースとして使用するマウントポイントを定義しておく必要があります。行の先頭は、必ず「#RMS#」で始まるようにしてください。


    /etc/fstab ファイルに2つのマウントポイントを定義 (追加) する場合

  2. ファイルシステムの設定
    リソースとして使用するディスクパーティション上にファイルシステムを作成しておく必要があります。


    ext3 ファイルシステムの作成

    作成したファイルシステムが正常にマウントできることを各ノードで確認してください。


    マウントの確認

■操作手順

  1. "turnkey wizard STANDBY" の "LocalFileSystems" を選択します。

  2. "AdditionalMountPoint" を選択します。

  3. 前述の /etc/fstab の事前設定で定義したマウントポイントが表示されます。
    userApplication に登録するマウントポイントを選択します。

  4. "SAVE+RETURN" を選択します。
    複数のマウントポイントを登録する場合には、手順2.〜4.までを複数回実施してください。

  5. "SAVE+EXIT" を選択します。


目次 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006