SSF/Backup Facility 運用手引書
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付録B スペース容量見積もりワークシート

B.1 SP管理ファイル領域の容量見積もり

 

■シングル構成の場合

[LUN/スライス単位のスペース見積もり]

LUN
※3

スライス

ディレクトリ

用途

タイプ

使用する製品

見積もり量

LUN0

 s0

/sp/dbu/primary

プライマリ制御ファイル

UFS

ダイレクトバックアップ

 計算式による

 s1

/sp/dbu/log

ログ

UFS

1GB

 s2

 

使用不可(※1)

 

 

 s3

予約領域(※2)

 

 

 

 s4

予約領域(※2)

 

 

 

 s5

予約領域(※2)

 

 

 

 s6

予約領域(※2)

 

 

 

 s7

予約領域(※2)

 

 

 

 

合計

 

 

LUN1

 s0

/sp/dbu/secondary

セカンダリ制御ファイル

UFS

ダイレクトバックアップ

 計算式による

 s1

/sp/dbu/adm

ダイレクトバックアップ 保守用データ領域

UFS

 1GB

 s2

使用不可(※1)

 

 

 s3

予約領域(※2)

 

 

 

 s4

予約領域(※2)

 

 

 

 s5

予約領域(※2)

 

 

 

 s6

予約領域(※2)

 

 

 

 s7

予約領域(※2)

 

 

 

 

合計

 

 

LUN2

 s0

予約領域(※2)

 

 

 

 s1

/sp/acm/SWSTFDB

DBファイル

UFS

AdvancedCopy Manager

250MB

 s2

使用不可(※1)

 

 

 

 s3

/sp/acm/rdbdict

RDBディクショナリ

UFS

AdvancedCopy Manager

100MB

 s4

/sp/acm/rdblog

RDBログファイル

UFS

100MB

 s5

/sp/acm/reposit

データ格納DBスペース

UFS

 計算式による

 s6

/sp/uty

管理ファイル

UFS

SPアシスタント

 20MB

 s7

/sp/sanma

ストレージシステム管理機能のリポジトリ

UFS

Storage Cruiser

 計算式による

 

合計

 

 

LUN3

 s0

予約領域(※2)

 

 

 

 s1

予約領域(※2)

 

 

 

 s2

使用不可(※1)

 

 

 

 s3

予約領域(※2)

 

 

 

 s4

予約領域(※2)

 

 

 

 s5

予約領域(※2)

 

 

 

 s6

予約領域(※2)

 

 

 

 s7

予約領域(※2)

 

 

 

 

合計

 

 

LUN4

 s0

予約領域(※2)

 

 

 

 s1

予約領域(※2)

 

 

 

 s2

使用不可(※1)

 

 

 

 s3

予約領域(※2)

 

 

 

 s4

予約領域(※2)

 

 

 

 s5

予約領域(※2)

 

 

 

 s6

予約領域(※2)

 

 

 

 s7

予約領域(※2)

 

 

 

 

合計

 

 

  • ※1: スライス2は、Solaris OSではディスク全体が見えるスライスとして予約されていますので、データ格納領域としては使用できません。
  • ※2: 予約領域は、今後の機能拡張のために用意してある領域です。容量はすべて“0”です。
  • ※3: 管理ファイルを配置するLUNがLU0〜LU4でない場合は、本表のLUNのフィールドを修正してお使いください。

 

■クラスタ構成の場合

[GDS/ボリューム単位のスペース見積もり]

GDSクラス

LUN
※3

ボリューム

ディレクトリ

用途

タイプ

使用する製品

見積もり量

class0001

LUN0

volume0000

/sp/dbu/primary

プライマリ制御ファイル

UFS

ダイレクトバックアップ

計算式による

volume0001

/sp/dbu/log

ログ

UFS

1GB

LUN1

volume0002

/sp/dbu/secondary

セカンダリ制御ファイル

UFS

計算式による

volume0003

/sp/dbu/adm

ダイレクトバックアップ 保守用データ領域

UFS

1GB

LUN2

volume0004

/sp/acm/SWSTFDB

DBファイル

UFS

AdvancedCopy Manager

250MB

volume0005

/sp/acm/SWSTCLMGR

共有データ

UFS

10MB

volume0006

/sp/acm/rdbdict

RDBディクショナリ

UFS

100MB

volume0007

/sp/acm/rdblog

RDBログファイル

UFS

100MB

volume0008

/sp/acm/reposit

データ格納DBスペース

UFS

計算式による

volume0009

/sp/uty

管理ファイル

UFS

SPアシスタント

20MB

volume0010

/sp/tapelib

制御ファイル

UFS

LMF Lite

計算式による

volume0011

/sp/sanma

ストレージシステム管理機能のリポジトリ

UFS

Storage Cruiser

計算式による

volume0012

/disk1

管理ファイル

UFS

Systemwalker Operation Manager

100MB

volume0013

/sp/nbu

制御ファイル(管理データ)

UFS

NetWorker

計算式による

データベース/ログ

UFS

TSM

計算式による

 

 合計

 

 

[LUN/スライス単位のスペース見積もり]

LUN
※3

スライス

ディレクトリ

用途

タイプ

使用する製品

見積もり量

LUN3

 s0

予約領域(※2)

 

 

 

 s1

/sp/maintenance/fe0

プライマリノード 保守用データ領域

UFS

 

2GB

 s2

使用不可(※1)

 

 

 

 s3

予約領域(※2)

 

 

 

 s4

予約領域(※2)

 

 

 

 s5

予約領域(※2)

 

 

 

 s6

予約領域(※2)

 

 

 

 s7

予約領域(※2)

 

 

 

 

合計

 

 

LUN4

 s0

予約領域(※2)

 

 

 

 s1

/sp/maintenance/fe1

セカンダリノード 保守用データ領域

UFS

 

2GB

 s2

使用不可(※1)

 

 

 

 s3

予約領域(※2)

 

 

 

 s4

予約領域(※2)

 

 

 

 s5

予約領域(※2)

 

 

 

 s6

予約領域(※2)

 

 

 

 s7

予約領域(※2)

 

 

 

 

合計

 

 

  • ※1: スライス2は、Solaris OSではディスク全体が見えるスライスとして予約されていますので、データ格納領域としては使用できません。
  • ※2: 予約領域は、今後の機能拡張のために用意してある領域です。容量はすべて“0”です。
  • ※3: 管理ファイルを配置するLUNがLU0〜LU4でない場合は、本表のLUNのフィールドを修正してお使いください。

 

LUN0

製品

管理ファイルの種類

計算式

計算結果

ダイレクトバックアップ

制御ファイル(プライマリ)

容量(MB)= ((3.5KB + 1.3KB × n) × m + 30MB) × 2 + 800MB + ((2.0KB + 0.5KB × N) × M + 5MB) × 2

  • n:保存世代数(ディスクおよびテープへ保存する保存世代数を合算した値)
  • m:バックアップする業務ボリュームおよび論理ユニットの総数
  • N:NDMPバックアップの保存世代数(テープへ保存する保存世代数)
  • M:バックアップするETERNUS NR1000F seriesのディレクトリの総数

 

更に、Symfowareデータベースのバックアップ運用の場合は、リカバリ制御ファイルの見積もりとして、以下の計算値を上記 容量に加算してください。

容量(MB)= d × n × 1MB

  • n:保存世代数(ディスクおよびテープへ保存する保存世代数を合算した値)
  • d:バックアップするデータベーススペースの総数

※ 上記計算式の総計が1GBに満たない場合は、1GBの値を指定してください。

 

Logファイル

1GB

1GB

PRIMECLUSTER

※SSF/Backup Facilityがシングル構成の場合はスペースの割り当ては不要です。

GDSボリューム情報管理

32MB

※ 共用ボリュームのボリューム構成管理のために、自動的に消費されます。個別のボリュームとしての割当ては不要です。

32MB

 

LUN1

製品

管理ファイルの種類

計算式

計算結果

ダイレクトバックアップ

制御ファイル(セカンダリ)

容量(MB)= ((3.5KB + 1.3KB × n) × m + 30MB) × 2 + 800MB + ((2.0KB + 0.5KB × N) × M + 5MB) × 2

  • n:保存世代数(ディスクおよびテープへ保存する保存世代数を合算した値)
  • m:バックアップする業務ボリュームおよび論理ユニットの総数
  • N:NDMPバックアップの保存世代数(テープへ保存する保存世代数)
  • M:バックアップするETERNUS NR1000F seriesのディレクトリの総数

 

更に、Symfowareデータベースのバックアップ運用の場合は、リカバリ制御ファイルの見積もりとして、以下の計算値を上記 容量に加算してください。

容量(MB)=d × n × 1MB

  • n:保存世代数(ディスクおよびテープへ保存する保存世代数を合算した値)
  • d:バックアップするデータベーススペースの総数

※ LUN0 のダイレクトバックアップのバックアップ制御ファイル(プライマリ)と同じ値を指定してください。

 

ダイレクトバックアップ

保守用データ領域

1GB

1GB

PRIMECLUSTER

※SSF/Backup Facilityがシングル構成の場合はスペースの割り当ては不要です。

GDSボリューム情報管理

32MB

※ 共用ボリュームのボリューム構成管理のために、自動的に消費されます。個別のボリュームとしての割当ては不要です。

32MB

※ [ ]内は、ファイル名または、使用されるディレクトリの名称

 

LUN2

製品

管理ファイルの種類

計算式

計算結果

AdvancedCopy Manager

※ Storage管理サーバをSSF/Backup Facilityで運用しない場合はスペースの割り当ては不要です。

DBファイル

250MB

250MB

共有データ

※SSF/Backup Facilityがシングル構成の場合はスペースの割り当ては不要です。

10MB

10MB

RDBログファイル用ディレクトリ

100MB

100MB

RDBディクショナリ用ディレクトリ

100MB

100MB

リポジトリデータ格納DBスペース用ディレクトリ

容量(MB)={ [(サーバ数×6 +デバイス総数×11)÷40]×17+ 512 } ÷ 1024 + 50

  • サーバ数:Storage管理サーバと、管理するStorageサーバ(業務サーバ)の総数です。
  • デバイス総数:AdvancedCopy Managerで管理対象とするデバイス数の総数です。各Storageサーバ(業務サーバ)に接続されている全デバイス数ではありませんので、注意してください。
  • [ ] 内、計算結果の小数点以下は切り上げてください。

 

※ 上記計算式の結果が115MBに満たない場合は、115MBの値を指定してください。

 

SPアシスタント

管理ファイル

20MB

20MB

LMF Lite

 

※SSF/Backup Facilityがシングル構成の場合はスペースの割り当ては不要です。

LMFサーバの制御ファイル

容量(MB)= 1021+ (11 × n)

  • n:接続されているテープライブラリの台数

 

LMFクライアントの制御ファイル

容量(MB)= 11+ (11 × m)

  • m:接続されているテープライブラリのテープドライブの台数

 

Storage Cruiser

 

※ Storage Cruiser をオプション導入しない場合はスペースの割り当ては不要です。

構成管理機能のリポジトリ

容量(MB)=1 + [管理装置数]×4

 

性能情報確保用の容量

  • ETERNUS8000 モデル700/モデル900/モデル1100の場合:容量(MB)=(確保日数+1) × (18000 + (90 + 0.4 × 搭載DE数 + 0.3 × 確保LU数) × (86400 ÷ 性能監視間隔(秒)) + (120 × 搭載DE数) + (50 × 確保LU数) ) ÷ 1024
  • ETERNUS6000 モデル400/モデル500/モデル600/モデル700/モデル800/モデル900/モデル1100の場合:容量(MB)=(確保日数+1) × (30 ÷ 性能監視間隔(秒)) × 375 × 確保LU数 ÷ 1024
  • ETERNUS4000 モデル100/モデル300/モデル500の場合:容量(MB)=(確保日数+1) × (5000 + (30 + 0.4 × 搭載DE数 + 0.3 × 確保LU数) × (86400 ÷ 性能監視間隔(秒)) + (120 × 搭載DE数) + (50 × 確保LU数) ) ÷ 1024
  • ETERNUS3000 モデル200/モデル300/モデル300M/モデル400/モデル500/モデル500M/モデル600/モデル700/モデル700Mの場合:容量(MB)=(確保日数+1) × (30 ÷ 性能監視間隔(秒)) × 375 × 確保LU数 ÷ 1024
  • ETERNUS3000 モデル100の場合:容量(MB)=(確保日数+1) × (30 ÷ 性能監視間隔(秒)) × 75 × 確保LU数 ÷ 128
  • ETERNUS GR8xx,ETERNUS GR740の場合:容量(MB)=(確保日数+1) × (30 ÷ 性能監視間隔(秒)) × 1500 × 確保LU数 ÷4096
  • ETERNUS GR730,ETERNUS GR720の場合:容量(MB)=(確保日数+1) × (30 ÷ 性能監視間隔(秒)) × 50 × 確保LU数 ÷ 128
  • ファイバチャネルスイッチ
    (SN200 モデル320/Silkworm12000以外)の場合  :容量(MB)=(確保日数+1) × (30 ÷ 性能監視間隔(秒)) × 1.6
  • ファイバチャネルスイッチ
    (SN200 モデル320/Silkworm12000)の場合  :容量(MB)=(確保日数+1) × (30 ÷ 性能監視間隔(秒)) × 13

※ 上記計算式の結果が500MBに満たない場合は、500MBの値を指定してください。

 

Systemwalker Operation Manager

 

※ Systemwalker Operation Managerをオプション導入しない場合はスペースの割り当ては不要です。

※SSF/Backup Facilityがシングル構成の場合はスペースの割り当ては不要です。

管理ファイル

100MB

100MB

NetWorker

 

※ NetWorker をオプション導入しない場合はスペースの割り当ては不要です。

※SSF/Backup Facilityがシングル構成の場合はスペースの割り当ては不要です。

管理ファイル

容量(B)=(180B × n ) × m

  • n:バックアップ対象ファイル数
  • m:バックアップデータの保存世代数

※ 上記計算式の総計が2MBに満たない場合は、2MBの値を指定してください。

2MB

TSM

 

※TSM をオプション導入しない場合はスペースの割り当ては不要です。

※SSF/Backup Facilityがシングル構成の場合はスペースの割り当ては不要です。

データベース

Symfowareをバックアップする場合
容量(Byte)=(n + 1) x m x 700

Symfowareをバックアップしない場合
容量(Byte)=(n + 1) x (m x 2) x 700

  • m:世代管理および日数管理のバックアップ保存数の合算値
  • n:テープバックアップを行う業務ボリューム数、Symfowareバックアップ運用の場合はデータベーススペース数の合算値

※ 上記計算式の結果が101MBに満たない場合は、101MB以上の値を指定してください。
※ TSMのデータベースサイズは、計算式の結果より大きい(4の倍数+1)(MB)になるように調整してください。

 

ログとその他

512MB以上

512MB以上

PRIMECLUSTER

※SSF/Backup Facilityがシングル構成の場合はスペースの割り当ては不要です。

GDSボリューム情報管理

32MB

※ 共用ボリュームのボリューム構成管理のために、自動的に消費されます。個別のボリュームとしての割当ては不要です。

32MB

 

LUN3

製品

スペースの種類

計算式

計算結果

シングル構成の場合

 

最低限必要な容量を割り当ててください。

 

クラスタ構成の場合

プライマリノードの保守用データ領域

2GBを割り当ててください。

2GB

 

LUN4

製品

スペースの種類

計算式

計算結果

シングル構成の場合

 

最低限必要な容量を割り当ててください。

 

クラスタ構成の場合

セカンダリノードの保守用データ領域

2GBを割り当ててください。

※LUN3 のプライマリノードの保守用データ領域と同じ値を指定してください。

2GB

 


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