SSF/Backup Facility 運用手引書
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第4章 SSF/Backup Facilityの運用

4.1 起動

SAN環境および、NAS環境での業務を開始する際、次の順番で起動してください。

  1. ETERNUS ディスクアレイ、およびETERNUS NR1000F series
  2. テープライブラリ
  3. SSF/Backup Facility

  • 上記の順番で起動されない場合、それぞれの起動時にサービスが利用できないことや起動に失敗することがあります。また、起動に失敗した場合は、正規な順番で再起動してください。

 

4.1.1 起動の注意事項 

■SSF/Backup Facilityがクラスタ構成の場合の起動

SSF/Backup Facilityの起動後、クラスタを構成している他ノードのコンソールまたは、クラスタ運用管理ビューを起動している場合はWebブラウザのダイアログボックスで、以下のようなPRIMECLUSTERのメッセージが表示される場合があります。メッセージの内容を確認して対応してください。

FJSVcluster: 応答: claddmsg: 1421: 1421 userApplication "userApp_sp5000" は、userApplication を構成する全てのSysNodeが所定時間内に起動しなかったため、自動起動しませんでした。
userApplication をSysNode "node1RMS" で強制起動しますか? (no/yes)
メッセージ番号: 1001
警告:userApplication の強制起動は安全性チェックが無効になります。使い方を誤ると、データが破損したり整合性が失われる場合があります。強制起動するuserApplicationが、クラスタ内でオンラインでないことを確認した上で実行してください。

 

  • 詳細については、『PRIMECLUSTER 導入運用手引書』の「D.5 オペレータ介入メッセージ」または「D.7.2 故障リソースとオペレータ介入のメッセージ(GUI)」を参照してください。

 


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