SSF/Backup Facility 運用手引書 |
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本書は、次の製品の運用方法(運用設計/運用環境の構築,運用上の考慮点)について説明しています。
本書では、AdvancedCopy Manager のStorageサーバ上での作業は、そのプラットフォームがSolaris(TM)オペレーティングシステム(以降、Solaris OS)である場合に限り説明しています。同様にAdvancedCopy Managerマニュアルへの参照についても、固有のプラットフォームに依存する記事以外は、基本的にSolaris OS版への参照としています。その他のプラットフォームで稼動するStorageサーバ上の作業については、そのプラットフォームに対応したAdvancedCopy Managerの製品マニュアルを参照してください。
なお、本書ではStorageサーバを「業務サーバ」と記述します。
本書は、SSF/Backup Facilityを使用して、バックアップ運用を設計,構築,管理するバックアップ管理者を対象にしています。
本書は9章と付録、用語集で構成されています。各章の内容は以下のとおりです。
第1章 バックアップ運用の設計
SSF/Backup Facilityを使用したバックアップ運用設計について説明しています。
第2章 管理ファイルの容量見積もり
SSF/Backup Facility上で稼動する製品が、運用中に必要とする管理ファイルの容量について説明しています。
第3章 SSF/Backup Facilityの運用設計
SSF/Backup Facilityのシステム構成など運用の設計について説明しています。
第4章 SSF/Backup Facilityの運用
SSF/Backup Facilityの起動/停止などの運用上のポイントについて説明しています。
第5章 バックアップの運用
バックアップ機能の運用準備と運用上のポイントについて説明しています。
第6章 災害対策
災害対策について説明しています。
第7章 保守
SSF/Backup Facilityの保守について説明しています。
第8章 トラブルからの復旧
SSF/Backup Facilityの復旧について説明しています。
第9章 調査資料の採取
SSF/Backup Facilityで発生した障害を調査するための資料採取について説明しています。
付録A SPアシスタント
SPアシスタントの機能と操作方法について説明しています。
付録B スペース容量見積もりワークシート
SSF/Backup Facilityを使用する際に、ETERNUS ディスクアレイ内に確保する必要のあるスペースの容量を計算するためのワークシートです。
付録C Solaris OSのCDブート手順
リモートコンソールから、Solaris OSのインストールCDでシステムを起動する手順を説明しています。
付録D テープライブラリ使用時の注意事項
テープライブラリを使用する際に注意すべき点について説明しています。
付録E メッセージ
SSF/Backup Facility上で稼動している関連製品が出力するメッセージの見方とSPアシスタントが出力するメッセージについて説明しています。
付録F 使用ポート一覧
SSF/Backup Facilityで使用している、各サービスのネットワークポートについての一覧です。
付録G ユーザアカウントの変更手順
SSF/Backup Facility上で稼動している製品のユーザアカウントを変更する手順について説明しています。
付録H カーネルパラメタ見積もりワークシート
SSF/Backup Facility上で設定するカーネルパラメタのチューニング値についてのワークシートです。
用語集
SSF/Backup Facilityで使用する用語について解説します。必要に応じて参照してください。
SSF/Backup Facilityには、以下のマニュアルが付属しています。
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※1 : クラスタ構成のみ付属されています。 |
これらの付属マニュアルと、構成製品群のマニュアルの構成を以下に示します。
作業フェーズ |
作業概要理解 |
作業手順詳細理解 |
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運用の設計 |
SSF/Backup Facility 運用手引書 |
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運用環境の構築 |
SSF/Backup Facility 導入手引書 |
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運用 |
SSF/Backup Facility 運用手引書 |
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保守 |
SSF/Backup Facility 運用手引書 |
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SSF/Backup Facilityは、システムの基盤となるOSとしてSolaris OSを使用しています。本書で説明する設定作業では、一部Solaris OSのOSコンソールの操作が必要となります。そのため、設定作業を行う作業者は、Solaris OSシステムのログイン、コマンド投入、ファイル編集などの操作の知識が必要となります。
また、特に断り書きがない場合は、作業はコンソールから行うことを前提とします。
本書で説明する作業は、『インストールガイド SSF/Backup Facility 12.0』もしくは『インストールガイド SSF/Backup Facility for Entry 12.0』を読んでいることが前提となります。
本書は、工場プレインストールおよび導入作業が完了していることを前提としています。
本書中の表記方法は以下のとおりです。
本書においてユーザが入力する文字は太字で示します。
参照先のマニュアル名称は『 』でくくります。
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ポイントとなる内容について説明します。 |
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注意する項目について説明します。 |
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例題を用いて説明します。 |
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参照するマニュアル名などを説明します。 |
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内容に参考となる説明をします。 |
本書では、以下の製品名からETERNUS SFの表記を省略しています。
本書で表記されている「ETERNUS ディスクアレイ」とは、ETERNUS3000 モデル100以上、ETERNUS4000 モデル100以上、ETERNUS6000、ETERNUS8000、ETERNUS GR series を示します。
本書で表記されている「テープライブラリ」とは、ETERNUS LT130、ETERNUS LT160、ETERNUS LT220、ETERNUS LT270 の各テープライブラリを総称しています。
本書では、製品名 EMC NetWorker を NetWorker と省略して表記しています。
MicrosoftおよびWindows、WindowsNT、Windows2000、WindowsXP、Windows Server 2003、SQL Server 2000/2005、Internet Explorerは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Solaris およびすべてのSolarisに関連する商標及びロゴは、 米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の 商標または 登録商標です。
UNIXは、The Open Groupが独占的にライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標です。
JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標です。
Legatoは、LEGATO Software, a division of EMC.の登録商標です。NetWorker は、LEGATO Software, a division of EMC.の商標です。
Netscape、Netscape Navigator、およびNetscape Communicatorは、Netscape Communications Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Systemwalker、Symfowareは、富士通株式会社の日本およびその他の国における登録商標です。
ORACLEは、米国 Oracle Corporation の登録商標です。
HP-UXは、米国およびその他の国におけるHewlett-Packard Companyの登録商標です。
IBM、AIX、AIX 5Lは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標です。
Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
Red Hat、RPMおよびRed Hatをベースとしたすべての商標とロゴは、Red Hat, Inc.の米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
LTO、Linear Tape Open、 Ultriumは、Hewlett-Packard 社、IBM社、Certance社(旧Seagate Removable Storage solutions) の登録商標です。
そのほか、本書に記載されている製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
なお、本書においては、(R)、TM表記を省略しています。
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