SSF/Backup Facility 導入手引書 |
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本書は、次の製品の導入時に実施する設定作業の一連の流れについて説明したものです。
本書は、SSF/Backup Facilityの導入作業を行う作業者を対象にしています。
本書は8章と付録、用語集で構成されています。各章の内容は以下のとおりです。
第1章 導入作業概要
導入製品および導入形態について説明します。
第2章 導入手順概要
ハードウェアおよびソフトウェアの選択パターンにより、必要となる作業項目とその作業の内容を説明します。
第3章 導入作業の準備
導入作業を開始するために必要な準備作業について説明します。
第4章 シングル構成での導入
シングル構成の詳細な設定手順を説明します。
第5章 クラスタ構成での導入
クラスタ構成の詳細な設定手順を説明します。
第6章 システムの動作確認
設定後の、動作確認の手順を説明します。
第7章 システムバックアップ
動作確認後の、システムディスクおよびETERNUS ディスクアレイ上に配置した管理ファイルのバックアップ手順を説明します。
第8章 オプション製品の追加導入
オプション製品を追加導入するための作業を説明します。
付録A テープライブラリ使用時の注意事項
テープライブラリを使用する際に注意すべき点について説明します。
付録B Solaris OSのCDブート手順
リモートコンソールから、Solaris オペレーティングシステム(以降, Solaris OS)をCDブートする手順について説明します。
付録C グローバルサーバのデータをバックアップする場合の設定
グローバルサーバの業務データをバックアップする場合の設定について説明します。
用語集
SSF/Backup Facilityで使用する用語について解説します。必要に応じて参照してください。
SSF/Backup Facilityには、以下のマニュアルが付属しています。
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※1 : クラスタ構成のみ付属されています。
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これらの付属マニュアルと、構成製品群のマニュアルの構成を以下に示します。
作業フェーズ |
作業概要理解 |
作業手順詳細理解 |
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運用の設計 |
SSF/Backup Facility 運用手引書 |
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運用環境の構築 |
SSF/Backup Facility 導入手引書 |
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運用 |
SSF/Backup Facility 運用手引書 |
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保守 |
SSF/Backup Facility 運用手引書 |
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SSF/Backup Facilityは、システムの基盤となるOSとしてSolaris OSを使用しています。本書で説明する導入作業では、一部Solaris OSのOSコンソールの操作が必要となります。そのため、導入作業を行う作業者は、Solaris OSシステムのログイン、コマンド投入、ファイル編集などの操作の知識が必要となります。
また、特に断り書きがない場合は、作業はコンソールから行うことを前提とします。
本書で説明する導入作業は、『インストールガイド SSF/Backup Facility 12.0』もしくは『インストールガイド SSF/Backup Facility for Entry 12.0』を読んでいることが前提となります。
導入作業を行うために、『SSF/Backup Facility 運用手引書』の「第1章 バックアップ運用の設計」から「第3章 SSF/Backup Facilityの運用設計」で説明する設定項目と対応する設定値の設計を終了していることも前提としています。
また、設定項目に対応する設定値や、オプションのハードウェア、ソフトウェアの詳細は特に断り書きがなくても『SSF/Backup Facility 運用手引書』を参照してください。
また、本書は、工場プレインストールが完了していることを前提としています。
本書での導入作業では、以下に示す項目の設定を行います。そのため、導入作業を開始する前に、これらの設定項目についての設計が完了している必要があります。
設定大項目 |
概要説明 |
システム全体のネットワーク設定 |
SSF/Backup Facilityだけでなく、リモートコンソール用PCや、Storage管理サーバなどの管理用のサーバのノード名やIPアドレス、ネームサービスの有無。 |
ETERNUS ディスクアレイのディスク構成 |
業務ボリューム、SPシリーズ管理情報ボリュームのETERNUS ディスクアレイのディスク上への配置や、SPシリーズおよび業務サーバへの見せ方。 |
SPシリーズ制御情報ボリュームサイズ |
SPシリーズ制御情報ボリュームを構成する、それぞれのスライスの用途に応じたサイズ。 |
本書中の表記方法は以下のとおりです。
本書においてユーザが入力する文字は太字で示します。
参照先のマニュアル名は、『』でくくります。
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ポイントとなる内容について説明します。 |
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注意する項目について説明します。 |
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例題を用いて説明します。 |
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参照するマニュアル名などを説明します。 |
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手順の内容に参考となる説明をします。 |
本書では以下の製品名からETERNUS SFの表記を省略しています。
本書で表記されている「ETERNUS ディスクアレイ」とは、ETERNUS3000 モデル100以上、ETERNUS4000 モデル100以上、ETERNUS6000、ETERNUS8000、ETERNUS GR series を示します。
本書で表記されている「テープライブラリ」とは、ETERNUS LT130、ETERNUS LT160、ETERNUS LT220、ETERNUS LT270 の各テープライブラリを総称しています。
本書では、製品名 EMC NetWorker を NetWorker と省略して表記しています。
MicrosoftおよびWindows、WindowsNT、Windows2000、WindowsXP、Windows Server 2003、SQL Server 2000/2005、Internet Explorerは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Solaris およびすべてのSolarisに関連する商標及びロゴは、 米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の 商標または 登録商標です。
UNIXは、The Open Groupが独占的にライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標です。
JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標です。
Legatoは、LEGATO Software, a division of EMC.の登録商標です。NetWorker は、LEGATO Software, a division of EMC.の商標です。
Netscape、Netscape Navigator、およびNetscape Communicatorは、Netscape Communications Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Systemwalker、Symfowareは、富士通株式会社の日本およびその他の国における登録商標です。
HP-UXは、米国およびその他の国におけるHewlett-Packard Companyの登録商標です。
IBM、AIX、AIX 5Lは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標です。
Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
Red Hat、RPMおよびRed Hatをベースとしたすべての商標とロゴは、Red Hat, Inc.の米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
LTO、Linear Tape Open、 Ultriumは、Hewlett-Packard 社、IBM社、Certance社(旧Seagate Removable Storage solutions) の登録商標です。
そのほか、本書に記載されている製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
なお、本書においては、(R)、TM表記を省略しています。
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