Interstage Application Server 使用上の注意 - Solaris (TM) Operating Environment -
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第3章 注意事項> 3.17 ポータル機能の注意事項

3.17.9 WebUSP経由でTeamWARE Office との連携を行う場合

■設定方法

 WebUSP経由でポータル機能とTeamWARE Office を連携する場合には、TeamWARE Office サーバのバージョンにより、1)または2)のどちらかの設定を行ってください。ただし、 V5.3L13 と 200X を混在させる場合は 1) 、 2) の全ての設定を行ってください。
 どちらの場合も設定後の ポータル機能の再起動は不要です。設定を行わずに ポータル機能から TeamWARE Office をアクセスした場合は、設定後にブラウザのキャッシュ(一時ファイル)を消去して、再アクセスを行ってください。

1) TeamWARE Office V5.3L13 との連携を行う場合

TeamWARE Office V5.3L13 との連携を行う場合、以下の a. および b. の設定を行ってください。

  1. [ポータル機能インストールフォルダ]/usp/web/webuspExtend.xmlの変更
    webuspExtend.xmlをwebuspExtend.xml.bak などのファイル名に変更し、退避します。その後、以下の変更を行ってください。

    変更前:
     <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
     <pw:webusp_def xmlns:pw="urn:xmlns-fujitsu-com:portalworks2002-1">
     </pw:webusp_def>

    変更後:
     <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
     <pw:webusp_def xmlns:pw="urn:xmlns-fujitsu-com:portalworks2002-1">
     <pw:exchangeEncode>http://[*];encode;Shift_JIS</pw:exchangeEncode>
     </pw:webusp_def>

    [*]の部分(1箇所)には、TeamWARE Office V5.3L13 サーバのWebサービスを起動しているホスト名およびポート番号を記述します。
    例えば、サーバ名がaaa.bbb.co.jp、ポート番号が80番の場合は、
     aaa.bbb.co.jp
    サーバ名が ccc.ddd.co.jp、ポート番号が8080番の場合には、
     ccc.ddd.co.jp:8080
    を記述します。マルチサーバ環境の場合など、ホスト名やポート番号が異なるWebサービスを複数起動している場合は、そのサーバ数分、http://[*];encode;Shift_JISを","で区切って記述します。
     (例)http://aa.bb.com;encode;Shift_JIS,http://cc.dd.com;encode;Shift_JIS

  2. [ポータル機能インストールフォルダ]/usp/web/javaScript.xmlの変更
    javaScript.xml先頭部分、

    <?xml version="1.0" ?>
     <reverse-descriptors version="5.1">
      <!-- individually reverse setting start -->

       <!-- individually reverse setting end -->
       <!-- you can't modify below this line -->
      <reverse-descriptor>
        ....省略....
      </reverse-cache>
     </reverse-descriptors>

     の4行目の個別設定記述の部分に以下のXMLを挿入します。

      <reverse-descriptor>
       <target reverse-policy="javascript">http://[*]/*.js</target>
       <rules>rulesTW.xml</rules>
       <rules>rules.xml</rules>
       <validity>true</validity>
       <description>TeamWARE Office V5.3 External JavaScript</description>
      </reverse-descriptor>
      <reverse-descriptor>
       <target reverse-policy="html">http://[*]/*</target>
       <rules>rulesTW.xml</rules>
       <rules include-script="/usp/web/pwJavaScriptRewriter.js">rules.xml</rules>
       <validity>true</validity>
       <description>TeamWARE Office V5.3 JavaScript</description>
      </reverse-descriptor>

    [*]の部分(2箇所)には、TeamWARE Office V5.3 サーバのWebサービスを起動しているホスト名およびポート番号を記述します。
    例えば、サーバ名がaaa.bbb.co.jp、ポート番号が80番の場合は、
     aaa.bbb.co.jp
    サーバ名が ccc.ddd.co.jp、ポート番号が8080番の場合には、
     ccc.ddd.co.jp:8080
    を記述します。マルチサーバ環境の場合など、ホスト名やポート番号が異なるWebサービスを複数起動している場合はそのサーバ数分、上記XMLを挿入する必要があります。descriptionタグに日本語等を記述する場合、1行目のXML宣言で文字コードを宣言する必要があります。例えばShift_JISコードの日本語を記述する場合、XML宣言は以下のようになります。
     <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?>

2) TeamWARE Office 200X V1.0L10およびV1.0L20との連携を行う場合

 TeamWARE Office 200X V1.0L10およびV1.0L20(以下、TeamWARE Office 200X)との連携を行う場合、以下のa.からd.までの設定を行ってください。
 ドラッグ&ドロップ機能を使用する場合は、Internet Explorer 5.0 では正しく動作しません。Internet Explorer 5.5 以上を使用してください。

  1. [ポータル機能インストールフォルダ]/usp/web/reverse.xmlの作成または変更
    reverse.xml が存在しない場合、以下の内容でファイルを新規に作成します。

      <?xml version="1.0"?>
      <reverse-descriptors>
       <reverse-descriptor>
        <target>http://[*]/*</target>
        <rules>rulesTW60tag.xml</rules>
       </reverse-descriptor>
      </reverse-descriptors>

    [*]の部分(1箇所)には、TeamWARE Office 200X サーバの Web サービスを起動しているホスト名およびポート番号を記述します。
    例えば、サーバ名が aaa.bbb.co.jp、ポート番号が80番の場合は、
     aaa.bbb.co.jp
    サーバ名が ccc.ddd.co.jp、ポート番号が8080番の場合には、
     ccc.ddd.co.jp:8080

    マルチサーバ環境の場合など、ホスト名やポート番号が異なる Web サービスを複数起動している場合は、そのサーバ数分、2行目と3行目の間に下記XML を挿入します。

      <reverse-descriptor>
       <target>http://[*]/*</target>
       <rules>rulesTW60tag.xml</rules>
     </reverse-descriptor>

    [*]は上記で述べたように TeamWARE Office 200X のサーバ名に編集します。

    reverse.xml が存在する場合、ファイルを編集します。2行目と3 行目の間に下記 XML を挿入します。

      <reverse-descriptor>
       <target>http://[*]/*</target>
       <rules>rulesTW60tag.xml</rules>
      </reverse-descriptor>

    [*]は上記で述べたように TeamWARE Office 200X のサーバ名に編集します。
    これも TeamWARE Office 200X の Web サービスのサーバ数分挿入します。

  2. [ポータル機能インストールフォルダ]/usp/web/reversePolicy.xmlの変更
    reversePolicy.xmlをreversePolicy.xml.bak などのファイル名に変更し、同フォルダのreversePolicyTW60.xmlをコピーし、reversePolicy.xmlにファイル名を変更します。
  3. [ポータル機能インストールフォルダ]/usp/web/webuspExtend.xmlの変更
    webuspExtend.xmlをwebuspExtend.xml.bak などのファイル名に変更し、退避します。その後、以下の設定を行ってください。

    変更前:
     <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
     <pw:webusp_def xmlns:pw="urn:xmlns-fujitsu-com:portalworks2002-1">
     </pw:webusp_def>

    変更後:
     <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
     <pw:webusp_def xmlns:pw="urn:xmlns-fujitsu-com:portalworks2002-1">
     <pw:exchangeEncode>http://[*];encode;Shift_JIS</pw:exchangeEncode>
     </pw:webusp_def>

    [*]の部分(1箇所)には、TeamWARE Office 200X サーバのWebサービスを 起動しているホスト名およびポート番号を記述します。
    例えば、サーバ名が aaa.bbb.co.jp、ポート番号が80番の場合は、
     aaa.bbb.co.jp
    サーバ名が ccc.ddd.co.jp、ポート番号が8080番の場合には、
     ccc.ddd.co.jp:8080
    を記述します。マルチサーバ環境の場合など、ホスト名やポート番号が異なるWebサービスを複数起動している場合は、そのサーバ数分、http://[*];encode;Shift_JIS を","で区切って記述します。
     (例)http://aa.bb.com;encode;Shift_JIS,http://cc.dd.com;encode;Shift_JIS

  4. TeamWARE Office 200X個別JavaScript書き換えの設定
    [ポータル機能インストールフォルダ]/usp/web/javaScript.xmlの先頭部分、

    <?xml version="1.0" ?>
     <reverse-descriptors version="5.1">
      <!-- individually reverse setting start -->

      <!-- individually reverse setting end -->
      <!-- you can't modify below this line -->
      <reverse-descriptor>
      ....省略....
      </reverse-cache>
     </reverse-descriptors>

    の4行目の個別設定記述の部分に以下のXMLを挿入します。

    <reverse-descriptor>
      <target reverse-policy="javascript">http://[*]/*.js</target>
      <rules>rulesTW60.xml</rules>
      <rules>rules.xml</rules>
      <validity>true</validity>
      <description>TeamWARE Office 200X External JavaScript</description>
     </reverse-descriptor>
     <reverse-descriptor>
      <target reverse-policy="stylesheet">http://[*]/common/css.*</target>
      <validity>true</validity>
      <description>TeamWARE Office 200X CSS</description>
     </reverse-descriptor>
     <reverse-descriptor>
      <target reverse-policy="html">http://[*]/*</target>
      <rules>rulesTW60.xml</rules>
      <rules include-script="/usp/web/pwJavaScriptRewriter.js">rules.xml</rules>
      <validity>true</validity>
     <description>TeamWARE Office 200X JavaScript</description>
     </reverse-descriptor>

    [*]の部分(3箇所)には、TeamWARE Office 200X サーバのWebサービスを起動しているホスト名およびポート番号を記述します。
    例えば、サーバ名がaaa.bbb.co.jp、ポート番号が80番の場合は、
      aaa.bbb.co.jp
    サーバ名が ccc.ddd.co.jp、ポート番号が8080番の場合には、
      ccc.ddd.co.jp:8080
    を記述します。マルチサーバ環境の場合など、ホスト名やポート番号が異なるWebサービスを複数起動している場合はそのサーバ数分、上記XMLを挿入する必要があります。descriptionタグに日本語等を記述する場合、1行目のXML宣言で文字コードを宣言する必要があります。
    例えばShift_JISコードの日本語を記述する場合、XML宣言は以下のようになります。
      <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?>

■TeamWARE Officeと連携を行う場合の注意事項

 TeamWARE Office V5.3L13, TeamWARE Office 200Xとの連携を行う場合には、以下の点に注意してください。


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