Interstage Application Server 使用上の注意 - Solaris (TM) Operating Environment -
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第3章 注意事項> 3.16 JDK/JREの注意事項

3.16.18 java.textパッケージについての注意事項

■java.text.SimplaDateFormatの注意事項

java.text.SimplaDateFormatはスレッドセーフではありません。
複数のスレッドからSimpleDateFormatにアクセスした場合、SimpleDateFormatの出力結果がおかしくなることがあります。

複数のスレッドからSimpleDateFormatにアクセスする場合は、同期化処理を行うようにしてください。

■JDKドキュメントのAPIリファレンスの誤記

JDKドキュメントのAPIリファレンスには、以下の誤記があります。

  1. java.text.SimpleDateFormat (JDK 1.3のみ)

    場所:「US ロケールを使った例」

    [誤]

    フォーマットパターン                   結果
    --------------                         -------
    "EEE, MMM d, ''yy"                ->>  Wed, July 10, '96

    [正]

    フォーマットパターン                   結果
    --------------                         -------
    "EEE, MMM d, ''yy"                ->>  Wed, Jul 10, '96


  2. java.text.DateFormat (JDK 1.3/1.4)

    場所:クラス全般の解説記事

    [誤](JDK 1.3の場合)

    ある数値を異なるロケールに対してフォーマットする場合には、getDateInstance()の呼び出しにその数値を指定します。
    DateFormat df = DateFormat.getDateInstance(Locale.FRANCE);

    [誤](JDK 1.4の場合)

    ある日付を異なるロケールに対してフォーマットする場合には、getDateInstance()の呼び出しにその日付を指定します。
    DateFormat df = DateFormat.getDateInstance(DateFormat.LONG, Locale.FRANCE);

    [正]

    ある日付を異なるロケールに対してフォーマットする場合には、getDateInstance()の呼び出しにそのロケールを指定します。
    DateFormat df = DateFormat.getDateInstance(DateFormat.LONG, Locale.FRANCE);

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