Interstage Application Server 使用上の注意 - Solaris (TM) Operating Environment -
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目次
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3.4.6 認証サーバを複数配置し負荷分散するシステム構成に関する注意事項
本システム構成では、以下に示す点について注意してください。
- 負荷分散対象となる認証サーバは、同一のプラットフォーム、および同一のバージョン・エディション・インストールディレクトリのInterstageがインストールされたマシンで構成してください。
- 複数の認証サーバは、論理的に同じホスト名となるようにInterstage Traffic Directorなどのロードバランサを設定してください。
- SSL通信に使用する証明書は、証明書の所有者名に論理的なホスト名のFQDN(Fully Qualified Domain Name)を設定してください。
- 複数の認証サーバの環境設定は以下の項目を除き同じ設定としてください。
・アクセスログ
・リポジトリサーバ(参照系)との通信の設定
認証サーバの環境設定はInterstage管理コンソールを使用して、[サービス] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [認証サーバ:環境設定]画面より行います。
- 同じクライアントからの要求に対しては同じサーバに接続するようにロードバランサを設定してください。
例えば、Interstage Traffic Directorの場合、“ノード単位の分散”に設定することで、同じクライアントからの要求に対しては同じサーバに接続するようになります。
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