Interstage Application Server 使用上の注意 - Solaris (TM) Operating Environment - |
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第3章 注意事項 | > 3.4 Interstage シングル・サインオンの注意事項 |
Interstage シングル・サインオンでは、利用者はクライアントからWebブラウザなどを使用してシステムを利用します。クライアントに関しては、以下の点に注意してください。
以下に示すWebブラウザが使用できます。
Webブラウザ |
バージョン・レベル |
Netscape Communicator |
4.6、4.7、4.72、4.73、4.75、 4.78 |
Microsoft(R) Internet Explorer |
5.01、5.5、6.0 |
Webブラウザの不具合によりcookieが盗まれるなどの攻撃を受ける危険性があります。このような不具合が発見されると、Webブラウザの開発元からセキュリティパッチが公開されます。利用者には、常に最新のセキュリティパッチを適用したWebブラウザを使用するよう指導してください。
Interstage Traffic Directorにより負荷分散している場合、Interstage Traffic Directorの設定によってはクライアントが経由するプロキシが、アクセスごとに異なる場合があります。認証サーバ、業務サーバでは、プロキシのIPアドレスがクライアントのIPアドレスとして認識されるため、認証サーバにアクセスするときと業務サーバにアクセスするときでクライアントのIPアドレスが異なってしまい、シングル・サインオンを正しく使用できません。同じクライアントからのアクセスが同じプロキシを使用するようにInterstage Traffic Directorを設定してください。
例えば、Interstage Traffic Directorの場合には“ノード単位の分散”に設定することで、同じクライアントからの要求に対しては同じサーバに接続するようになります。
基本認証時に表示される、基本認証ダイアログにキャンセルで応答した場合には、連続した操作によって続けて表示される基本認証ダイアログに、正しいユーザID/パスワードを入力しても認証に失敗する場合があります。
この場合には、続けて表示される基本認証ダイアログに再度、正しいユーザID/パスワードを入力して認証を行ってください。
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