Apdesigner プログラマーズガイド

16.1 PowerGEMの概要

Apdesignerでは、プロジェクトの資産を管理するための機能として、「PowerGEM Plus」を用いた資産管理を提供しています。PowerGEMでは、資産を資産格納庫と呼ばれる場所に登録して管理します。資産の更新時には、資産格納庫から資産を取り出して行います。資産の更新が終了したら再び資産格納庫に資産を格納します。PowerGEMの操作は、Apdesignerのコンテキストメニュー[PowerGEM]で行います。
ここでは、PowerGEMの概要を説明します。PowerGEM Plusの詳細については、"PowerGEM Plus"のマニュアルを参照してください。
資産を格納するために使用するのが資産格納庫です。利用者は、資産格納庫に格納されている資産を直接更新することはできません。資産を直接更新することができないため、資産を更新する場合、資産格納庫からの資産を取り出します。この資産の取り出し先をGEMワークスペースと呼びます。Apdesignerでは、プロジェクトのフォルダをGEMワークスペースとして使用します。資産格納庫の作成や資産格納庫とGEMワークスペースの対応付け(マップと呼びます)は、コンテキストメニューから[PowerGEM] > [ファーストステップウィザード]を選択します。また、コンテキストメニューから[PowerGEM] > [チェックイン]、[チェックアウト]を選択することで資産格納庫からGEMワークスペースへ資産の取り出し、GEMワークスペースから資産格納庫へ資産の格納を行うことができます。以下に資産格納庫とGEMワークスペースの関係を示します。

[資産格納庫とGEMワークスペースの関係]