Apdesigner プログラマーズガイド
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第3部 Apdesigner利用編> 第13章 帳票出力処理を作成する

13.4 帳票ライブラリを使用して印刷する

J Business Kitが提供するJavaの帳票ライブラリを使用して、帳票を印刷することができます。
帳票ライブラリは、帳票のレイアウトなどを定義した帳票定義体を利用して、印刷処理および電子ファイルに出力された帳票データの生成処理を行うためのクラスライブラリです。帳票ライブラリを利用する場合は、事前に帳票フォーム定義を利用して帳票フォームを作成しておく必要があります。
以下に、帳票ライブラリを利用した帳票印刷の流れを説明します。
Javaの帳票ライブラリの詳細については、J Business Kitのオンラインマニュアルの"ユーティリティライブラリユーザーズガイド"を参照してください。

  1. 帳票定義体名の設定
    帳票定義体のファイル名を設定します。

  2. 電子帳票の設定
    電子帳票に関する設定を行います。電子帳票種別などを設定します。

  3. 帳票印刷の開始
    帳票印刷を開始します。帳票印刷の開始は、「帳票印刷メソッド(printControl)」を呼び出して行います。

  4. 項目レコードの設定
    帳票印刷の開始後、帳票ライブラリで発生する各イベントを受け取り、印刷する情報の設定処理などを行います。

  5. 帳票印刷の終了
    「帳票印刷メソッド(printControl)」は、印刷レコードがある限り処理を続けます。
    最終レコードまで処理が終了した場合、レコード読込みイベントで「レコードEOF」プロパティの値に「true」を設定する必要があります。

  6. 帳票ライブラリの終了
    帳票ライブラリを使用したアプリケーションやアプレットの終了する場合は、帳票ライブラリの「終了メソッド(endPrint)」を呼び出します。

電子帳票とは、電子ファイルに出力された帳票データです。

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